イギリスやアメリカで放送されている公開オーディション番組“Got Talent”
このアジア版であるASIA′S GOT TALENTにおいて、多数のアーティストやミュージシャン、ダンサーにまじり、セミファイナル進出を果たした日本人お笑い芸人が、本日登場する。
彼は特徴的な衣装と体型、そして音楽に合わせ無表情で華麗な手さばきでタンバリンを叩くという芸が大ヒット。
「爆笑!レッドカーペット」や「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないホテルマン24時」などの番組で披露するたびに大ウケし、人気が出たものの、しばらくすると仕事が減ってしまったという。
そんな彼が今、海外での活躍を機に日本でも再ブレイク。
彼がこれまでの経験から気づいた事とは?
さあ…
タンバリンマスター
ゴンゾー様の登場です!
「決意」
16歳からよしもとの養成所で漫才や漫談をしていましたが、なかなか芽が出ず、一からチャレンジしなおそうと19歳で上京。
色々な道を模索する中、21歳の頃にタンバリンと出会いました。
当時アルバイトをしていた飲食店でお客さんが歌っているのに合わせてタンバリンを叩いてみると、ウケたんです。
先輩から「練習してみたら?」とアドバイスを頂いて、それから2年間、1日5時間、毎日欠かさず練習を続けました。
ある時、「爆笑!レッドカーペット」のオーディションを受けるように勧められてダメ元で受けてみると、合格。
更に初出場で大ウケして、その日の大賞を受賞し、売れるかもしれないと思いました。
ところが、それから3か月間1つも仕事が入らず・・・今となってはそう簡単に売れないとわかりますが、当時は大人気番組で大賞に選ばれても仕事が無いなら、自分は何をしたらいいのかと落ち込みました。
このままではいけないと奮起した頃、ダウンタウンさんの人気番組でのパフォーマンスが決まり、ダウンタウンさんを始め出演者の皆さんを笑わせることができました。
とても嬉しくて「売れなくても良い。この名誉だけ持って帰ろう」という気持ちでいたら、その動画がYouTubeなどにアップされ、仕事が入るようになってきました。
喜んだのもつかの間、少し経つといつもと同じようにやっているはずなのに、依頼主の方とかみ合わなくなり、また仕事が減り始めました。
考え方が凝り固まってしまって、「相手の求めるもの」を全く考えずに、自分が作ったタンバリン芸にぶら下がってしまっていたのが原因でした。
このままではいけないと思い、未経験の事に挑戦しようと考えたのが、NYでウケるか試してみようという挑戦でした。
渡航費用を貯めてNYへ渡り、タイムズスクエアで芸を披露すると、老若男女国籍もばらばらの大勢の観客が集まってくれて、大ウケ。これが自信になりました。
それからは、言葉が分からずとも「伝えよう」という気持ちを持ってパフォーマンスをするようになりました。
この時のパフォーマンスをきっかけに、「ASIA´S GOT TALENT」にも出場することができました。
英語が話せなくても、気持ちさえあればどこにでも行けるし、何だってできる。
自分で「これで生きていく」と決意して諦めなければ、必ず叶える事ができると実感しています。
今後は更に世界へ出て、世界中からすごい技を持った人々の集まるブロードウェイの舞台に立つことが、私の夢です。
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