女子プロゴルファー史上初の年間獲得賞金1億5千万円を達成したスゴい人!

本日登場するスゴい人は、プロゴルファーとして活躍する女性。
現在、女子世界ランキング44位で、日本人では最高位を獲得。
2006年には年間獲得賞金が1億5千万円を突破し、賞金女王の座に輝いた。

彼女は、素質はほんの数パーセントで、努力次第で結果は変わると語るが、一体どのような努力をして、世界で活躍するようになったのだろうか?

さあ プロゴルファー 大山志保様の登場です!

「強い想い」

小学4年生からゴルフを始め、当時からプロになりたいという気持ちがありました。
ゴルフはとてもお金がかかるため、両親は家計を切り詰めながら私にゴルフをさせてくれました。
父は個人タクシーの仕事をしていて、50万キロも走った車に乗り続けていたので、プロになって、両親に大きな家と新しい車をプレゼントして親孝行したいと思っていました。

元々すごく負けず嫌いな性格でしたが、清元先生と出会った事で変化がありました。
「一番になりたかったら、一番の人の2倍練習すればなれる」と言われ、不動裕理さんの練習を見せて頂きました。
最初は、「こんなに練習するの?」という気持ちでしたが、少しずつ意識が変わり、人と同じじゃ嫌、人と違うことをして一番になりたい、練習でも負けたくないと、更に負けず嫌いになりました。

2006年のフジサンケイレディスクラシック。
最終ホールでパターでの勝負となり、私は20m以上もの長い距離でした。
元々パターは得意なのですが、この時「ここに打てば入る」というラインが見え、その通りに打ったら逆転で優勝することができたのです。
こういった場面は何度もありますが、相手が打っている間も外れることを願った事はありません。
マイナスなことを願えば、それが自分に跳ね返ってくるような気がするのです。
だから、うまく行ってください。私はもっとうまく行きます、と思っています。
この年、賞金女王になり子どもの頃の目標だった親孝行を実現することができました。

次はアメリカで結果を残そうと、2009年USLPGAに出場しましたが、序盤からひじの痛みがひどく、ついには腕を曲げることもできなくなってしまいました。
それまで痛くても休ませずに注射を打ってプレーを続けてしまっていたため、無理がたたったのです。
翌年手術を受けて復帰しましたが、周囲からは「アメリカに行って力が落ちた」と言われ、この時は本当に悔しい思いをしました。
それから、肩や脚など故障が続きましたが、昨年ようやく本調子に戻ることができました。

今まで何度も辞めたいと思った事がありましたが、今は私の中に目標があるので、それを達成してゴルフ人生に悔いが無いと言えるようになるまでは絶対に辞めません。
私の好きな言葉は、有志竟成です。
目標と強い意志を持てば、必ず目標を達成できます。
落ち込んだ時や目標を見失いそうなときは、この言葉を思い出しています。

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