漫画家、作家、コメンテーター、歌手としてマルチに活躍するスゴい人!

漫画家、作家、コメンテーター、歌手としてマルチに活躍する女性。
1989年のデビュー以来、漫画、書籍を多数執筆するほか、コメンテーターとしてのテレビ番組への出演など多方面に才能を発揮していた。
しかし2006年に難病、膠原病を発症。
一時は症状が重く、身体を動かすことも困難な時もあったが、現在は闘病生活をつづけながら執筆を継続。
歌手としてチャリティーコンサートを行うなど、更に活躍の場を広げた。
数々の作品を発表し続ける彼女の表現活動の目標とは?
さあ・・・漫画家・作家・コメンテーター・歌手 さかもと未明様の登場です!

「感謝」

私は発達障害で、幼い頃は両親の理解も得られず、なかなか家族とうまく行きませんでした。
親に認めてもらいたくて、漫画家として有名になったら認めてもらえるかなと思ってがんばりました。
結局、人気が出て世間には認めてもらえましたが、親には認めてもらうことができませんでした。
自分を貫くとどんどん孤独になって、でも仕事が増えた事だけは幸せでした。
病気になる前は、発達障害のアスペルガー症候群の特徴なのですが、集中力や記憶力があるので自分がやりたいと思った事は何でもできました。
でも、病気になったら、頑張ること自体ができない。
身体を思うように動かすことができなくなって、上手く歩くこともできず、転んだら自力で立つこともできなくて、誰かが助けてくれるまで道で泣いていたこともありました。
水の入ったコップを持つこともできず、人の助けが無ければ生活することもできなくなってしまって、身体も辛いけれど、精神的な辛さが大きかったですね。
そんな時に支えてくれたのが夫でした。
私にとって、彼との出会いは神様がくれたプレゼントでしたね。
世間から誤解をされたこともありましたが、きっと何かを失った代わりに得られるものが必ずあって、必要な時に必要な支えが天から与えられるのだと思います。
病気が悪化して、もう死んでしまうかもしれないと思った時に、こんなにつらい気持ちのまま死にたくない、その時は、感謝の気持ちで死ななきゃと強く思いました。
私は私の人生しか生きることができないので、それからは自分が今おかれた状況の中で幸せを探して、いつも素直で、いい状態でいる事を心がけるようになりました。
これからの私が作る漫画や小説、歌などの表現が、人の心の傷を癒す力をもてたら嬉しい。
私と同じように発達障害や家族との関係に悩んでいる人のために、幸福を届ける活動をしていきたいと思っています。
その為に、自分の体調も整えていきたいですね。

◆amazon著者ページ
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%A8-%E6%9C%AA%E6%98%8E/e/B004LQLB1Q

※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。

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