東大在学中に難関国家資格をダブルで取得し、主席で卒業したスゴい人!

本日のスゴい人は、異色の経歴を持っている女性弁護士。
彼女は東京大学に現役で合格し、在学中に超難関といわれる「司法試験」と「国家公務員I種」という2つの国家資格に合格してしまった。
どちらか1つに合格するだけでも大変なことで、数年をかけて合格を目指す人もいるほど。
それを彼女は在学の4年間という短い期間で成し遂げてしまった。
それだけではない。
成績は「オール優」で東大法学部を「主席」で卒業。
さらに、ほんの一握りの優秀者にしか贈られないという「総長賞」という特別な賞まで獲得した。
そして、「財務省」に入省。
しばらくして転機が訪れる。
霞が関を離れ、弁護士の道へ。
誰もが羨むようなエリート街道のど真ん中を自らの足で踏み鳴らして歩いて来たようなイメージを持ってしまいがちだが、実際の彼女の内面とはかなりギャップがあるようだ。
さあ・・・弁護士 山口真由様の登場です!

「努力」

東大在学中に司法試験に合格したときは、1日に19時間半勉強しました。
氷水を張った洗面器に足をつけ、睡魔と闘いながらの猛勉強。
勉強がよくできると言われ続けてきましたが、それもこれも人一倍努力した結果でした。
「どうしてそこまで努力するの?」ってよく聞かれます。
「お勉強ができるのね。しっかりしてるのね。」って幼い頃から褒められていると、誇りに思うと同時に、期待を裏切ってはいけないというプレッシャーも感じるようになりました。
そんな私の「失敗できない」という思いが決定的になった出来事がありました。
私、自動車運転免許の実技試験で落ちたことがあるんです。
それまで一度も試験に落ちたことがなかったの。
合格者の名前が貼り出されたホワイドボード。
そして、そこには私の名前「だけ」が見当たらない…
あのときの衝撃は、今でも忘れられません。
二度とあんな悲しい思いはしたくない…
「失敗できない」というのは、私にとって大きなプレッシャーであると同時に努力するモチベーションの源。
それからは、歯を食いしばって必死に努力してきました。
でもね、マイナスの面もありました。
失敗しないことを優先するあまり、「バカなこと」には挑戦しなくなっていく…
私は、幼い頃から寝る前に空を見る習慣がありました。
今日あったこととか、明日あることとか、他愛もないことを振り返ったり、お願いしたり。
幼い頃には「今日読んだ本の続き」とか「席替えで隣になりたい人」とか、これがやりたいっていう小さな楽しみが毎日あったのだけど…
それが、あるときを境に「明日を大過なく無事に過ごせますように!」みたいになっていって…
気がついたら、これがやりたいっていう楽しみがなにひとつ残っていなかった!
それから、自分を取り戻すための私の挑戦が始まります。
本を書いたり、こういうメルマガで発信したり…
とりあえず、今、やりたいことを全部やってみようって。
誰かに批判されるかも知れないとか、誰かに不快感を与えるかも知れないとか、やってはいけない理由ばかりを今まで考えてきたけど、物事をいい方向から見てみよう、やってみて、その後考えたっていいんだしって(笑)
今は、挑戦の途上。
大変なこともあるけど、毎日楽しいです。
私は、前に向かって努力している自分が好き。
努力っていうのは、失敗しないためにあるのではなくて、失敗を乗り越えるためにあるんだろうって思います。

◆『誰でもできる ストーリー式記憶法』 (角川書店/2014年9月)
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◆『図解版 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』(扶桑社/2014年8月)
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◆『エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』(KADOKAWA中経出版/2014年7月)
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◆『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』(扶桑社/2014年1月)
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※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。

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