全国展開する似顔絵専門店“カリカチュア・ジャパン”を生み出したスゴい人!

浅草の本店をはじめ、東京、神奈川、京都、大阪、神戸と全国21カ所に似顔絵専門店を展開する、似顔絵業界の最大手“カリカチュア・ジャパン”
本日は、この会社を立ち上げたスゴい人が登場する。
彼自身、2007年にNCN世界大会Caricaturist of the year総合優勝をし世界一を獲得した似顔絵アーティストであるが、毎年6店舗のペースで新規出店を行い2013年度は作画総数20万人に到達するなど、会社の成長も著しい。
彼が似顔絵にかける想いとは?
さあ・・・カリカチュア・ジャパン株式会社 代表取締役 代表アーティストKage様の登場です!

「絵で一人でも多くの人を笑顔に」

子どもの頃は体が弱くて、入退院を繰り返していました。
常に左腕に点滴をしていたので、絵を描く事、本を読む事が趣味でした。
強さへの憧れからプロレスの世界に興味を持ち、小学5年生からみっちりトレーニングを続けました。
しかし、身長が足りなくて日本ではプロになることができず、高校を卒業後アメリカで1年間修業をしました。
だけど、結局アメリカでもプロになることができず、練習をする場所もない。
何もすることがなくなってしまい、毎日ひたすらスケッチブックに絵を描いていました。
ある時、街でカリカチュアアーティストと出会い、絵を描いている所をずーっと見ていたんです。
自分も絵を描いていることを話してスケッチブックを見せたら「絵の練習をしているから遊びに来なよ」と言われました。
だけど行ってみると彼は約束の時間には来ていなくて、代わりに彼のボスがいたのです。
僕がスケッチブックを見せると、「目がずれている。これはだめだ」とボスは絵の上に赤いマジックで描き始めたのです。
それが悔しくて、一週間後また持ってくるから見てくださいと言って翌日からひたすら人の顔を描き、ボスのもとへ通い続けました。
2か月ほど通い続けた頃、突然イベントに欠員が出て僕に声がかかったのです。
僕は絵が上手くも早くもないし英語もそれほど出来ませんでしたが、僕が描いた絵にお客さんがスタンディングオベーションで拍手をしてくれたんです。
それまで格闘技を人一倍頑張っても誰にも喜ばれなかった。
だけどその時は、久しぶりに人にありがとうと言われたのが嬉しくて涙が出てきましたね。
目の前にいる人を笑顔にできることがうれしくて、この世界で生きていこうと決めました。
6年間で500件のイベントをまわり、13年前に日本に戻って、日本で絵描きが活躍できる舞台を作りたい日本に絵で食べていける社会を作りたいという想いを持って、起業しました。
事業を行っていく中で色々な方と出会い、影響を受けました。
特に渡邉美樹さんと松田公太さんからは沢山のことを学びました。
渡邉さんのおっしゃる通り、夢に日付を入れて計画を作り、行動をしたら、
夢を一つひとつ形にすることが出来ました。
絵で1人でも多くの人を幸せにするために。
絵で食べていける社会を日本に創るために。
この夢を叶えるために掲げた全国展開5か年計画は今年で3年目ですが、順調に進んでいます。
次の12年間では、更に高い目標を掲げています。
今回の人生を、この夢に懸ける覚悟で事業を創っています。

◆カリカチュア・ジャパン株式会社
http://caricature-japan.com/

◆著書『好きなことだけやればいい』あさ出版
http://www.amazon.co.jp/dp/4860633407

※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。

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