19歳の時に毎日新聞社主催の第1回タイピング全国大会に出場し、1万人を超える参加者の中で堂々1位を獲得。
それから、第6回大会までずっと1位。
あまりにも突出した能力のため、殿堂入りしてしまうほどの実力者。
彼いわく、“文字入力スキルは一生の財産”なのだ。
タイピングの楽しさを伝えたくて、砂漠、山頂、そして海でダイビングをしながらパソコンでタイピングをしてテレビで紹介されたり、タイピング世界大会に日本語入力を種目に加える活動をしている。
なぜ、ここまでハマれることに辿りつけたのか?
さあ・・・全日本タイピスト連合代表 隅野貴裕様の登場です!
「タイピング能力は財産になる!」
小学生の時、親戚のおばちゃんが持っていたコンピューターを初めて触って、自分の叩いたキーが画面に表示される様子を見て感激してしまった。
当時流行っていたスーパーファミコンは僕も持っていましたが、誰かがすでに創りあげた世界の中でそのルールに従って動くことしか出来ないことには魅力を感じず、コンピューターの中に自由と可能性を感じたのです。
程なくしてパソコンを買ってもらい、最初に触ったソフトが、タイピングの練習ソフトでした。
夢中になりました。
それからインターネットのタイピングサイトと出逢い、それまで黙々とやっていた自分のタイピングの能力を初めて他人と比較できる場所の出現にワクワクしました。
ちょっと練習したらそのサイト内で1位の成績を出せたのです。
これがきっかけで、毎日新聞社が主催するタイピングの記念すべき第1回大会に申し込みをしました。
課題も事前に公開されていましたが全く練習もせずに気軽に出たつもりが、なんと優勝してしまったのです。
続く第2回の大会は相当なプレッシャーがありましたが、もう一度優勝。
“内閣総理大臣賞“、これが優勝者に贈られた賞でした。
しかし、本当にスゴい人たちはインターネットの中にいて、大会には出ていなかったのです。
だから僕は“全日本タイピスト連合”という団体を創り、団体で大会に出るようにしました。
大会のレベルは一気に上がり、殿堂入りとなる第6回まで毎年緊張感のある決勝でした。
タイピングをもっと世の中に広めたいという気持ちから、設立以来高校生以下の学生のエントリー費用は全て団体で負担しています。
また、一般の方にタイピングに興味を持ってもらうために、“エクストリームタイピング”と称して、海でダイビングしながら、山の頂上で、砂漠のど真ん中で、タイピングしている様子を撮影してネットにアップしています。
今は月に一度は海を越えたどこかでエクストリームタイピングをするというノルマを自分に課していますが、実は、これらは僕が二足のわらじでサラリーマンの収入があるからできること。
最近は、何かあればすぐに起業を促しますが、心に余裕を持って好きなことをする人生だって選択肢なのです。
誰もが当たり前にパソコンを持つ今の時代、ソロバンもいいけど、タイピングこそ、若いうちにきちんと学ぶ機会を持って欲しいと思っています。
一度マスターしてしまえば、ずっと役に立ちます。
文字入力の習得は、一生の財産なのです!
◆隅野貴裕監修書籍
『美タイピング完全マスター練習帳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4844335782
◆YouTubeで20万回近く再生されているタイピングの様子
https://www.youtube.com/watch?v=Xc-Tb3R9eTU
※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。