当時最年少44歳で高知県知事に当選したスゴい人!

NHKキャスター、高知県の最年少知事として名を馳せたスゴい人が本日登場する。
彼は大蔵官僚 橋本龍伍の次男として生まれ、慶應義塾大学を卒業後、NHKに入局し、社会部門キャスターとして活躍。
その後、44歳のときに当時最年少で高知県知事となった。
4期の任期を務め、知事退任後は武蔵野大学客員教授、慶應義塾大学特別招聘教授として活躍している。
彼自身「恵まれた環境だった」と語るが、成功の影には活躍を支える日々の心がけがあった。
さあ・・・武蔵野大学客員教授、慶應義塾大学特別招聘教授 橋本大二郎様の登場です!

「今日はハッピーだったかい?」

小さい頃家に帰ると必ず、父が僕に「今日はハッピーだったかい?」と声をかけ、それに対して「はい、ハッピーでちゅ」と答えるのが僕の日課でした。
幼い頃から毎日「ハッピー」と言っていたので、いつの間にかハッピーだと自分で思い込むようになり、どんな事があっても幸せな気分でいられるようになりました。
私は勉強が好きなほうではありませんでしたが、東大を受験して合格すると思っていました。
結局受験に失敗して一浪をした後他の大学の経済学部に入学しましたが、卒業後、法学部へも編入し、いざ就職しようと思った時には、年齢制限で、マスコミか証券会社しかいけない状態でした。
そこでNHKへ就職しました。
NHKの記者時代、記者の仕事は特ダネを見つけること、得た情報の価値判断をする事、情報を分かりやすく伝える事の3つでした。
特ダネを見つけるにはコミュニケーションが必要になります。
私はもともとシャイでお酒も得意ではありませんので、それ以外ならできると思い得意な事をのばすようにしたら、成果が出るようになりました。
自分の個性や持ち味を知る事は、最大の武器になるのですね。
勉強でも仕事でも、自分の得意技を見つければ、その世界で生きていく手立てはあるのです。
NHKを退社後は高知の方々に声をかけていただいて、県知事選に立候補しました。
今は若い知事もたくさんいらっしゃいますが、当時44歳だった私は最年少の知事となりました。
知事の仕事は毎日が分刻みのスケジュールで、頭の切り替えが忙しく、めまぐるしい日々でしたね。
ですが、同じことが無いので楽しくもありました。
NHKへの入社も高知県知事になったのも、「これがどうしてもやりたい」と手を挙げたわけではなく、「流れに乗っていた」のでした。
世の中の流れに押し流されるのは良くありませんが、流れに乗るのは素晴らしい事です。
問題は、その環境に入るきっかけではなく、その中で「自分がどうあるか」ですからね。
人生は一度しかありませんので、一人ひとり、その人の人生しか生きて経験する事はできません。
ですから、他人の人生は参考にはなっても他人と自分の人生を重ねるのはとても危険な事です。
流れを掴み、一度しかない自分の人生を生きていきましょう。

◆橋本大二郎公式サイト
http://daichanzeyo.la.coocan.jp/
※一部携帯では見られない可能性があります。

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