“BUYMA(バイマ)”というサービスをご存知ですか?
世界中のバイヤーがあなたの代わりに世界中の商品や欲しい物を探して買付けてくれるサービスです。
本日は、このBUYMAというサービスを産み出し、“謎の会社”とまで言われたエニグモという会社を上場までさせたスゴい人が登場する。
社長が2人存在する共同経営という珍しいスタイルで経営を続け、上場まで実現してしまった。
彼が大事にしている信条は?
さあ・・・株式会社エニグモ 代表取締役 最高経営責任者 須田将啓様の登場です!
「世界を変える」
小学校の時から、テクノロジーで世界を変えてきた父や弁護士として世の中をより良くしようと尽力するおじの影響で世界を意識するようになりました。
中学校の文集を見返すと、「広大な宇宙の地球の日本の水戸の中学校。
なんでこんな小さなところにいるんだ。
でっかく行こう」と書いていました。
慶応義塾大学の大学院へ進学する際は、得意だった理数系の教授を目指すか自分のアイデアをビジネスにできる経営者を目指すかこのどちらかだろうと考え、その両方の可能性を残せるコンピューターサイエンスを専攻することにしました。
しかし、研究室では天才的な人たちがたくさんいて、この分野はこういう人に任せた方がいいのではと考えるようになり、自分はもう一つの目標である経営者としてビジネスで勝負する道を選ぶことにしました。
ビジネスならまずはマーケティングの勉強が役立つだろうと考え、博報堂に就職しました。
入社のときから30歳までには起業すると決め、20代は準備期間として会社にいる間は何でも吸収し、あらゆることを率先して挑戦していました。
そんな僕に声をかけてきたのが、同じ博報堂にいた田中でした。
彼のアイデアから、今のBUYMAのイメージが生まれ、29歳と10ヶ月で博報堂を退社し、起業しました。
この時、自分が選択したことに対して積極的に応援してくれた人は、多くはいませんでしたね。
退社してから単月黒字化するまでの3年間が一番、人生で辛かったかな。
発泡酒も買えず、仲間たちと安いお酒でつまみもない中、ずっと語り合ったことは、今ではいい思い出です。
僕は常に1ミリでも前進し、1ミリでも積み上げているかどうかを大事にしています。
それさえあれば、日々努力できるんです。
ソニー以降、世界を席巻するベンチャーが日本からほとんど産まれていないと思います。
起業家として、世界中の人々のライフスタイルがより良くなるよう世の中を変えていきたい。
そして、その結果、日本を元気にしたい。
僕が、サハラマラソンやアイアンマンレースなどプライベートも仕事も挑戦し続けているのは、まだ見ぬ新しい世界を追い求めたいからです。
風雲児たれ!