日本で数多くの事業を成功に導くスゴい人が本日登場する。
パナソニックやアクセンチュアなど大企業の異文化経営・異文化戦略を指導する国際コンサルタントとして活躍、コンサルタントフィーはなんと時給70万円だという。
日本にインドのIT技術者を呼び寄せる事業を立ち上げ、鳥取県を一大IT都市にしようというプロジェクトを平井伸治知事とともに進めている。
その活動はテレビ東京の番組“カンブリア宮殿”でも取り上げられた。
彼が伝える成功哲学とは?
さあ・・・アバカス・ベンチャー・ソリューションズ代表取締役会長 サチン・チョードリー様の登場です!
「日本人の精神とジュガール」
23歳の時にインドの大学を卒業して日本の旅行会社でサラリーマンをしていました。
数年働いたら起業しようと考えていたのですが、インドから出てきたばかりでお金が全くありません。
そこで、旅行会社を辞めてNTT系列の代理店でマイラインの設備を販売するフルコミッションの営業に転職したのです。
しかし、お客様を何件訪問しても全く売れません。
日本語がそれほど上手くないインド人が突然家に訪問してきてすぐに購入してくれるという方は、なかなかいらっしゃいません。
先輩はできる営業マンばかりだったので、会社にも居場所が無く、足手まといだった自分に対していじめのようなものもありました。
困り果てていた時にたまたまインドの大富豪の方と出会って、ジュガールという成功哲学を教えてもらったのです。
それを実践したところ、2週間後には会社で一番の売り上げを上げることができたのです。
それから4ヶ月連続で日本一の売り上げを上げて、起業しました。
ジュガールの教えにもあるのですが、この時の営業の経験を振り返ると、あきらめないことや、やってやってやり続けることが大切なんだと実感しました。
どんな困難にぶつかっても限界という枠にとらわれず、解決策を考え、ネバーギブアップの精神でチャレンジし続けたのがよかったのだと思います。
あとは、根拠の無い自信を持って突き進んだら、結果はおのずとついてきました。
日本人はアルバイトの人でさえ仕事に対してサービス精神を持ち、納期へのこだわりを持っています。
これは本当に素晴らしいことで、海外ではそんなことはありえません。
私は日本のことを理解するために、言葉そのものを覚えるよりもその奥にある日本人の心を理解するように努めてきました。
日本のテレビを見て、雑誌を読み、温泉旅行に行き、箸で和食を食べ、お歳暮をもらったらお返しをする・・・
今では、私の一番好きな映画は「釣りバカ日誌」シリーズですし、温泉宿の和室で浴衣を着てゴロゴロするのが至福の時になりました。
日本にいる時は自分のことは日本人だと思っていて、鏡を見たら「あっ自分はインド人だった!」って思い出すんです。
私の夢は、インドの成功哲学であるジュガールを日本人に広めて、一人でも多くの日本人が成功するお手伝いをすること。
日本人の長所とジュガールを組み合わせれば、日本は世界一の経済大国になると思います。
それが、私の大好きな日本への恩返しです。