「独立したい」という夢を持ち、かばん一つで上京し美容室で働き始めた。
10年間は正月以外休みゼロで働き続け、独立。
今や、日本全国・ロンドンに219店を展開し3000人のスタッフを擁する巨大ヘアサロングループへと成長させた。
プレミアチャイルドルームやプレミアセレブブース、ペアブースなど、常に新しい試みを取り入れ、ユニークな取り組みで注目を集める。
彼の夢は、100人のオーナー経営者を育てること。
彼が掲げる成功哲学とは?
さあ・・・株式会社アースホールディングス代表取締役 國分利治様の登場です!
「若いうちに苦労しろ」
独立して5年目までに4店のヘアサロンをオープンさせました。
5人程のスタッフで運営される20坪ほどの小さな店です。
人が育ってきたと思ったら、独立をするために辞めていく。
そうして自分が穴埋めをする。
その繰り返しの日々です。
人がなかなか定着しないんですよ。
4店舗のオーナーというと聞こえはいいかもしれませんが、ずっとこの状態が続くんじゃないかと独立したての頃が一番焦っていましたね。
同じところをグルグル回っている感じでどうしたら良いかと悩んでいる時に、アメリカにヘアサロンの視察旅行にいったんですね。
そこで見たヘアサロンで、衝撃を受けました。
400坪ほどの広大なフロアに、100人の美容師が忙しく働く超大型ヘアサロン。
また、全世界に3000店も展開しているヘアサロンもありました。
ヘアサロンはここまでやれるのかと自分が限界だと思っていた壁が崩れました。
「日本で1番のヘアサロンを作ろう」
と決めたのです。
日本に帰ってから早速、足立区の綾瀬に65坪、スタッフ20人の大型ヘアサロンを開店しました。
初月の月商が1000万円も出たのです。
これまでの店舗すべての月商と同程度を、1店舗が叩き出したわけです。
「これなら一人二人辞められたって大丈夫!」と気持ちに余裕ができましたね。
この勢いに乗り、大型ヘアサロンを次々に展開していったのです。
多店舗展開するのは一人の力ではできません。
周りの仲間の協力が必要です。
私の今の目標は、100人のオーナー経営者を育てることです。
オーナー経営者になるための条件として、3年間は休み無く働くこと、自分の右腕を作ること、誰よりも早く出社すること、売り上げを作ること、を掲げています。
私自身も、独立するまでの10年間は正月以外は1日も休まず働き続けました。
でも、しんどいと思ったことはありません。
遊び感覚で楽しみながら働いていたからかもしれませんね。
それに、やっぱり経営者が先頭に立って働く姿勢を示すことが大事なんだと思います。
やっぱり、若いうちに苦労をした方が、打たれ強くなって後で楽ができるんですね。
今の時代に逆行していると言われるかもしれませんが、やっぱり欲の強い人は成功すると思います。
いい車に乗りたいとか、大きい家に住みたいとか、何でもいいのではっきりと大きな目標を持つことですね。
あと、若いのに考え方が凝り固まっている人はもったいないですね。
上手くいっている人のやり方や考え方を吸収するチャンスを逃していますよね。
成長しようと思ったら、やっぱり素直が一番ですよ。