秋葉原を中心に溢れるオタクカルチャー。その中心といっても過言でないキーワード「萌え」
みなさんは聞いた事があるだろうか?声優であり、萌えソングを初めて作った人が本日登場する。
秋葉原で路上ライブをやり初めて秋葉系と言われたスゴい人は、
小学生の頃からラジオ投稿を繰り返しアイドルや作詞・作曲に興味を持ち、活動していた。
高校時代にはライター業・ラジオパーソナリティをやっていたという。なぜ彼女は高校生の時にそのような活動的な行動ができたのか?
さあ・・・萌えソング歌手・声優、桃井はるこ様の登場です!
「空気を読まない」
小さい頃はアレルギー体質で、喘息もあり運動もできなくて、居場所がないと感じていました。
11歳の誕生日にレーザーディスクプレイヤーをもらい歌を歌うようになりました。
はじめは体力が無くて1曲歌えなかったのが少しずつ歌えるようになり、ついには喘息が治りました。音楽が楽しいと思えたのです。それが音楽との出会いです。
私の活動のきっかけは周りから手を差し伸べてもらったり押し上げてもらったりしたことがほとんどです。
高校生の時ラジオ投稿仲間からパソコン通信を勧められ自分でHPを作っていました。
HPでゲームの情報などを配信していたら雑誌社からお話を頂いてライターを始めました。
ライブハウスのロフトプラスワンのイベントで話していたら、ラジオをやったらいいじゃないと言われてラジオのパーソナリティーへと話が繋がっていきました。
ラジオ番組を聞いていたアニメ関係者からホームページ宛に「今度声優オーディションがあるんですが、受けませんか?」とメールが届きました。
まさかの私の大好きなタツノコプロ。最初聞いた時は、詐欺だと思いましたけど(笑)
そして周りの友達から「はるこちゃんは自分で思っている事を表したらいいじゃん」と言われ、「もあいはるこ」としてコスプレをして秋葉原の路上で歌うようになりました。その時秋葉原には女の子がいなかったので目立っていたみたいです。
秋葉原はゲームの街でした。美少女ゲームのデモムービーが流れていて映像と音楽のマッチングがとても良かったんです。
けれど、当時萌えソングを歌っていた声優は声優としての名前で歌を発表していなかったり、歌自体はいい曲なのに、
なんでないんだろう?と疑問を持っていました。声優という立場で同じ名前のまま萌えソングを歌う人が必要だと思ったんです。今はそれが認められ色々活動をしていますが、声優事務所が萌えソングを歌うことを認めていなかったのかもしれません。昔から意識的に空気を読まず、やりたい事をやってきました。
自分の中にひとつ夢があれば、色々な事に耐えられると思うんです。
夢を叶えるのに正攻法でやろうとしなくていい。自分なりのたどりつき方があると思います。
私の音楽やライブが発散の場になり、みんなが元気になってくれればいいなと思います。