藤原紀香さんが登場するCMでも有名なエステティックミス・パリ木村拓哉さんをイメージキャラクターに起用し、25周年を迎えた男のエステ ダンディハウス。
すべては、1人の女性の想いから始まった。
“お客様が心から満足される最高のエステティックサロンをつくろう”
この想いは、創業当時からまったくブレていない。
お客様、社員たちを愛し、想いを継続するために必要なこととは?
さあ・・・株式会社シェイプアップハウス代表取締役、下村朱美様の登場です!
「美しく生きる」
幼い頃からおじいちゃん子で、おじいちゃんの口から語られる京都や奈良に憧れていました。
高校を卒業したら、絶対に京都の学校に行く!と決めていましたが、志望していた大学に落ちてしまったのです。
“もう、私にはキャリアウーマンなどなれない”と落ち込みました。
けれど、京都での大学生活だけは諦めきれず、花嫁修業のつもりで池坊短期大学で華道や茶道を学ぶことにしたのです。
田舎に帰るのが嫌で、卒業したら働こう、と決めていました。
そんな時、知り合いから紹介され、美容室に美顔法を教えながら化粧品を販売する代理店を始めることになったのです。
右も左もわからないまま、とにかく、勉強、勉強、勉強の毎日。本当によく働きました。
自分のサロンを持てたらいいなあと漠然と思っていた頃、私はエステティックサロンに通っていました。
エステティシャン達はすごく一生懸命で心からお客様にきれいになってもらいたいと思っています。けれど、彼女達は肌の構造や化粧品の成分について知識を持っていなかったのです。
“なんてかわいそうなエステティシャン達だろう・・・”知識を身につけることができれば「お客様が喜ぶ効果」をもっと出せるはず。この時、私は決意しました。“理論が分かるエステティックサロンをつくろう!”
貯金600万円。これだけあれば何でもできると思い、不動産屋に飛びこみましたが、「難波で15坪なら保証金は1500万円くらいです」と言われびっくりしました。
探せばきっとあるはず!と探しまわり、やっとの思いで古びたマンションの2階にテナント募集の看板を見つけたのです。なんとかサロンをオープンし、チラシ配りの日々が始まりました。
頭にあるのは、お客様に喜んでいただきたいという想い。4年間は、仕事を終えた後、たったひとりでチラシを配り続けました。人にはとても苦労し、サロンは常に人手不足だったのです。
けれど、お客様はいつも笑顔でサロンに通ってくださり、田舎から出てきた私に、ケーキを焼いたり、お寿司を作ったり、たくさんの花をサロンに生けたりしてくださいました。
その時、ハッと気がつきました。
“お客様はこんなに小さなサロンと私たちを頼ってくださる。
私はお客様を幸せにするどころか、お客様に支えられている。”そのことに気づいた時、仕事に対する覚悟ができたように思います。“一生懸命、お客様の喜ぶすべてのことをやろう”その想いは今も変わりません。