自己啓発本やセミナーにおいて多いのは欧米型の“目標必達型”しかし、本当にこの生き方は、我々に幸せを運んでくれるのか?
本日登場の“博多の歴女”と言われるスゴい人は、日本人の歴史を調べれば調べるほど、日本人には別の思考法が合うと言う。
日本人の根底に流れる考え方とは?さあ・・・博多の歴女白駒妃登美様の登場です!
「日本人の素晴らしさ」
私は小学校の時に購読していた学研の“科学と学習”の中で歴史上の偉人たちの伝記が特に好きでした。
そこで面白いと思った人がいたら、親に頼んでその人の伝記本を買ってもらい、彼らの人生をより深く知ろうとしていました。でも、周りの大人たちを見渡すと、人のことや周りのことを気にする人ばかり。
だから、歴史上の人物ひとりひとりの生き方に共感はできても、
日本人というものがあまり好きじゃなかったのです。
特に江戸時代以降の歴史は、奢侈禁止令や五人組などの制度が周りの目を気にさせ、今の日本人を作ったと思うと嫌いでした。
だから、幼い頃から、大学を卒業したら海外に出ようと思っていたのです。
けれども、実際に大学を卒業する段階になり、両親の気持ちを考えると海外に移住するわけにもいかず、客室乗務員として航空会社に勤務することを選択しました。
その頃から、私はカーネギーやマーフィーなど欧米流の成功哲学の本を読むようになり、目標を達成すべく、日々がんばっていました。しかし、ある時、体調を崩し、子宮頸がんと診断されてしまいました。しかも、数ヵ月に及ぶ闘病生活で完治したつもりが、一昨年の夏に再発したのです。
そんな時に出逢った考え方こそが、“天命追求型”の思考です。
“今というこの瞬間”を一生懸命生きることで感謝の気持ちが生まれるのです。
自然と病気にすら感謝するようになりました。すると本当に不思議なことが起きました。
抗癌剤治療をする前にも関わらず、すべてのがん細胞が消えていたのです。
今、自分の置かれた環境を受け入れ、感謝し、そこでベストを尽くすことの大切さに気づきました。
そして、決意したのです。
“生かされている「今」に、感謝しよう。そして、大好きな人たちがもっと笑顔に、もっと元気になるように、自分にできることをやっていこう!”
それから結婚相談所を友人と立ち上げました。会員数など一切気にせず、とにかく、目の前のお客様をハッピーにすることだけを考えました。
すると不思議なことに1年以内の成婚率が50%と
業界の中でも高い結果が残せました。私の究極の夢は、日本列島を最高のパワースポットにすることです。
パワーを与えてくれる土地がパワースポットなんじゃなくて、本当のパワースポットは、その土地に生まれ育った人や住んでいる人がその土地に愛着と誇りを持つことで、その土地にエネルギーが満ちてくることを言うのではないでしょうか。
日本中をパワースポットにするためにも、日本人の本当の素晴らしさを世の中に広めていきたいと思います。