18年続くアジア最大級のアートの祭典“デザインフェスタ”を運営するスゴい人!が本日登場する。
そのアートの祭典は、3,000ものブースが出展し、10,000人のアーティストやクリエイターが出演をする。
アジア・ヨーロッパからも国を超えて60,000人もの参加者が訪れる。
2009年にイベントの代表を引き受け運営をする中で、スタッフとのコミュニケーションに壁を感じたという。どのようにして乗り越えたのか?
さあ・・・株式会社デザインフェスタ代表荒木猛様の登場です!
「コミュニケーション」
小さい頃から人の考えや価値観を聞くのが好きでした。
父親が外国人と仕事をしていたので、外国人とコミュニケーションを取っている姿がかっこいいなと思っていました。
自然と英語に興味を持ちました。そう言えば、最近小学校の卒業文集を見返したら、英語をマスターすると書いていました。
デザインフェスタとの出会いは、英語の講師をしていた時、当時付き合っていた外国人の彼女がデザインフェスタに出展していたのを見に行ったのがきっかけです。
初めて見た時は、あんなにも多くのアーティストやクリエイターが集まれる場所があるということに感動を覚えました。仕事としてデザインフェスタに関わったのは、2007年からです。
自分自身もバンドを組んでアーティストとして出演していたので、運営に関わりたいと思っていました。
2009年に先代代表から指名されて、代表をやることになりました。尊敬する方が任せてくれると言っているのだから、代表になることに何の躊躇も無かったです。
後で責任の重さを実感して後悔もしたりしました(笑)当時は怖い物知らずでしたね。
代表就任直後のデザインフェスタは、言われたことをやるだけで必死になり、あっという間に終わりました。2回、3回と回を重ね代表として働く中で、スタッフとの間にコミュニケーションの壁を感じるようになりました。
それを解決するきっかけになったのが、出展者同士の交流会を企画したり、スタッフにある程度権限を持たせて仕事を任せたことでした。
任せたとたんに、スタッフの反応が変わってきたんです。みな、イキイキと自発的に働くようになりました。任せるコミュニケーションというものを学びましたね。
何をするにも、継続することが大切ですね。物事を1回、2回やる事は簡単ですが、エネルギーが持続せず続かないことも多いです。もったいないですね。
また、周囲のフィードバックを取り込みながら、カタチを変えていくことも大切だと思います。
私の天命は、歯車のひとつとして人と人、クリエイターとクリエイターをつなげる事だと思っています。私が居るから実現できるプラスな出会いを提供し続けたいです。