1961年の発表のヒット曲、“その名はフジヤマ”で一世を風靡した芸暦53年のスゴい人!が本日登場する。
キューバと日本の国際交流に貢献をしたという理由から、キューバ最高の勲章“連帯大勲章”を授与された。
プロとしてどのようにして音楽と向き合い続けているのか?
さあ・・・アントニオ・古賀様の登場です!
「いつでも新人の気持ちで取り組む」
8歳の時にクラシックギターのコンサートで、“荒城の月”を聞いて、自分もギターをやりたいと思いました。
最初はプロになるつもりはなく、ただ、ただ、ギターを弾くことが楽しかった。周りから、「上手いね、上手いね」と褒められることが嬉しかったのでもっと上手くなろうと努力を続けました。
その想いは今も持ち続けていて、アントニオ・古賀の芸名で活動して53年が経ち、71歳となった今でも日々、新人のような気持ちで練習に取り組んでいます。
私のコンサートに参加する人の中には、短気な人もいれば、おっとりした人もいます。
時間によっては、お腹が空いていたり、付き合いで誘わた人もいる。
色々なタイプの人がいますが、万人の心に響くように伝える術は必ずあると思っています。
若いときは、演奏技術を高めるための練習が中心でしたが、今は観客との駆け引きや、呼吸の合わせ方などを、主に磨いています。
また、『人に嫌われることは気にせず、人を好きになる努力をしなさい』と、小さな頃から母親に言われてきました。
嫌いな人の悪いところを見るとその人と付き合うのがますますいやになります。
嫌いな人の中に良いところを見つける努力をする。そうすると、人付き合いが楽しくなって、幸せな人生を送ることができるんですね。
私が芸能界で53年間続けてこられてたのも、人付き合いを大切にしてきたからです。
今の若い人には、自信とプライドを持って欲しいです。
これは俺がやったら負けないというものを早く見つけて欲しいですね。
そのためにも、生きる上での基礎を磨いてください。
例えば、人と会ったら挨拶をする。開けた戸は必ず閉める。など、生活において、基本的なことをキチンとすることができてはじめて視野が広がるものです。
今後は、親子が共に楽しめる歌を作って、ファンのみなさんに直接語りかける場を積極的に作っていきたいと考えています。
応援よろしくお願いします。