いまや、犯罪捜査にも活用されている“筆跡心理学”。
警視庁嘱託筆跡鑑定人も務めた本日のスゴい人!は統計学に裏打ちされた独自の理論で、書くという行動の痕跡からその人の個性や行動傾向などの深層心理を分析する。
筆跡からその人の“天職”まで分析できるというから驚きだ!
諸外国では昔から研究されていたが、日本においては彼が第一人者である。
筆跡から導き出されるあなたの天職ははたして・・・?
さあ・・・日本筆跡診断士協会 会長 森岡恒舟様の登場です!
「筆跡から導きだす深層心理」
小学校以来、筆を持ったこともありませんでしたがある書家に誘われて40才になって本格的に筆をにぎりました。
当時経営コンサルタントをしていたので書家と共同で書道学校を設立することになりました。
書家の先生が教えている間、私は暇なので一緒になって書道をやっていたら、生徒達から“この字の書き方を教えて下さい”と頼まれる事が多くなっていきました。
しかし、生徒に「お手本通り書いて下さい」と言ってもなかなかうまくいかないのですよ。
例えば、「大」という字を書いてもらったとします。私が教えていた生徒に、お手本よりも上の突き出しを短く書く人がよくいました。何回教えても、短く書くのです。
学生時代に心理学を専攻していたので、「これには、何か心理学的な理由があるのでは?」と考え、私の筆跡学研究がスタートしました。
独自の理論を考察し、それを裏付ける統計データを得るために4年間研究に没頭しました。ずっと家にこもっていたので収入もなく、生計をたてるために借金をしたり家を売ったりもしました。
この時期、家族には本当に苦労をかけましたが、妻は文句も言わずついてきてくれました。
今でも頭があがりませんし、本当に感謝しています。しかし、このつらい4年間があったお陰で“文字”に新たな役割を与える事が出来たのだと思います。
“文字”が本来持つ手紙のように“意志を伝える”役割、書道のように見て楽しむ“芸術的”な役割、そして、筆跡に現れる自分でも知りえない深層心理という役割です。
私がこうまでして筆跡の研究を続けられたのは“文字”そのものが好きだったからではないでしょうか。
犯罪者を刑務所にいれて更生をさせますが、私は、文字の書き方を変えることによって更生できることもあると確信しています。
人間には癖がありますが、癖がでる深層心理を理解した上で文字の形を変えていく。
そうすることで癖が治る。運気も変わる。
これを筆跡の科学とも言います。この筆跡の科学を通して文字で人の為に役立つことを今後も行なっていけたらよいと思っております。
また筆跡診断からご自身の深層心理を探ることで天命や天職も見つけるお手伝いもしていきたいです。