右足に先天性の障害を持って生まれた彼は現在義足のプロボクサー。夢は日本のリングに立つ事。
日本でのプロライセンス取得に向けて海外で戦っている。人の何倍もトレーニングをし、軽快なステップ&パンチ力を手に入れた!
さあ、プロボクサー土山直純様の登場です!
「日本のリングに上がる!」
先天的に足が悪く、記憶が無いぐらい幼い頃右足首から下を切断し義足となりました。
今は2年に1度ぐらいですが、成長期には8ヶ月に一回義足を替えた事もあります。友達より足は遅いし、
痛みもありましたが、山や海で普通に遊んでいました。幼稚園から剣道を習い、腕力と反射神経が良く強い方でした。義足というハンデを背負っていて悔しかったことは中学のサッカー部時代。
試合を重ね、最後の中総体の試合。試合開始の1時間前に義足だからと言う理由で出場できなかったことです。
どうすることも出来なくて悔しくて切なかったです。高校に入り、勉強もしたくない悪い事するのもかっこ悪いと悩んでいた時、たまたま近所にボクシングジムがあり、腕力と反射神経に自信があったので
始めてみました。走る事も楽しい。シャドーも楽しい。バンテージを巻く事でさえ楽しい。おじいちゃんが教えてくれる自由な空間でした。
プロになりたい!と思ったのですが長崎にはプロになれるジムが無い。知人から沖縄の平中ジムを紹介してもらい2年程お世話になりました。しかし、日本ではプロの受験の許可がおりませんでした。理由は、
義足が身体に与えるダメージを予想できないから。
海外ではプロになれると聞き、ボクシングが盛んなフィリピンに渡り半年後にプロテストに合格し
2年程フィリピンで試合を重ねてきました。
今は試合を組めていないのですが、今迄で一番トレーニングも充実し、体の状態も最高です(笑)
僕が大切にしてきた事は人のせいにせず諦めない事。更にフィリピンで試合を重ねてフィリピンでチャンピオンになり、日本のリングに必ずあがります!