参加者の人生観を左右するぐらいの旅を企画している会社が新宿にある。
例えば、現地主催で世界中から参加者を集め、現地集合、現地解散する旅の手配。
旅の企画の基準は何ヶ国周るかとか世界遺産をいくつ見るかではない。「面白いか、面白くないか」だから多少のトラブルは旅のスパイス!自ら1歩を踏み出した先の感動は人に話したくてたまらなくなる。そんな旅人の集まりを作っているのが「地球探検隊」。
さあ地球探検隊隊長 中村伸一様の登場です!
「旅は人の人生を変える」
世界に興味を持ったきっかけは、小学2年の時でした。祖父が営んでいた下宿屋の学生がヨーロッパ各国から持ち帰った石があまりに綺麗だったので、「この目でその国を見てみたい!」と思いました。
高校を卒業し、大学を受験するも不合格。浪人した後も不合格が続きました。ヨーロッパ研修旅行がカリキュラムにある専門学校を見つけ、「夢に見た海外旅行に行ける!」と入学しました。
就職活動でも不合格の連続でしたが、ある会社説明会で「アメリカ大陸を世界中の若者と寝食を共にする
ワゴンツアーをやっている」という説明に「すげ~面白そう!」と大きな声で反応したところ、即採用になりました。就職するまで遊んでいた分、人の3倍は頑張りました。
23歳で出来ちゃった婚、結婚式当日に流産になりました。お互い精神的に耐えられなくなり離婚しました。
ちょうどその頃、大好きだった祖父が癌になり「夫婦仲良く」と言葉を残して亡くなりました。
まさに人生のどん底で不甲斐ない自分に耐えられず、歌舞伎町で喧嘩を売ったりしましたが、誰も相手にしてくれませんでした。25歳の終わりに、海外放浪を決意しました。
しかし、エリートになれる可能性を捨てるなんて! と周りは大反対。
そんな時1人だけ、自分で決めた事を誰かのせいにして止めたら後で後悔する、と背中を押してくれた人がいました。海外放浪の途中オペラ座の行列に並んでいる時に「中村さん、ありがとうございました。
紹介してくれたツアーに参加して、旅をする前よりも今の自分が好きになって元気になれました。旅を通して、日本人を元気にして下さい」と声をかけられました。衝撃が走り、涙が止まらなかったです。
旅をきっかけに日本を変える事に一生を捧げようと決めました!あれから25年経つけれど、その気持ちは今も1ミリも変わっていません!
旅から日本を元気にしていきますよ!