
言葉のエネルギーで人生は、どのようにでも変えられる。人は「綺麗」と言われ続けるとドンドン美しくなる。時に、「言葉の暴力」で胃に穴があいてしまうこともある。言葉のパワーは偉大だ。今日の女性は俳優、司会業で内なる自分との葛藤を重ね“言響(心に響く話し方)”のエキスパートとなった!彼女のスクールは全国から様々な職種の受講生からの申し込みが殺到。彼女が聴衆に伝える思いのルーツとは?さあ・・・宮北侑季様の登場です!「他人の評価を気にする自分」スポーツで大学推薦をもらうが、マークテストでマークミス、まさかの浪人。肩を落としてる時期「どん底」という芝居を見ました。人間とは素晴らしいじゃないか、自信は天才なり。という台詞に身震い。芝居って人を元気にする仕事なんだ。感動しました。8倍の倍率を突破し、劇団青年座に合格。しかし、父が許してくれず、申し込み最終日には父の会社に押しかけていました。会社の食堂で父から忠告を受けた。きっと芸能界だけでは生活できなくて、アルバイトをするようになるだろう。そしてアルバイトが楽しくなり、中途半端になってしまう。そうなってはいけない、だから手に職を付けろ。それが条件だ。水泳のインストラクターになりました。スイミングのお客様が舞台を見に来てくれるので、チケットノルマは必ず達成。父が与えてくれた条件に感謝です。喜劇シーンの稽古中、私はぎこちない演技。演出家に気に入られたい気持ちでいっぱいなので、役の気持ちを感じられない。私の役をS子がやったら、全員ドッカン!ドッカン!笑ってる。その後、同じ役をやっても、私はS子の真似しか出来ない。稽古場が凍りつく。明日からこの役はS子でいく。宮北は稽古に来なくていい。演出家のこの一言に、生きている心地がしませんでした。自分と向き合う為、山で住み込みバイト。朝起きると紅葉で綺麗だった景色が、一面の銀世界。昨日ふと目にとまった、足元で咲いていた黄色い小さな花が気になりました。外に飛び出し、雪を掻き分けました。何も変わらず雪の中で健気に咲いてる姿を見て、涙が頬を伝わりました。状況が変わっても、他人の評価を気にしなくても、変わらず咲き続ける強さが欲しい。心の軸がぶれることもあるかもしれませんが、ぶれている自分を受け入れれば良い。受け入れる事で軸が出来るのです。そして心の耳栓を外して心と会話をすると・・・あなたの魅力が言葉にのって聞く人に伝わる、なんとも素晴らしい瞬間がやってきます。常に心と言葉はイコールなのです。