皿洗いから120年の歴史あるホテルの総支配人になったスゴい人!
世界において“インペリアルホテル”と称され、外国人はもちろん、日本人に永く愛され続けているホテルが今年、開業120年を迎えた。
その120年続く、ホテルを総支配人として任された男。
世界中に賞賛され、歴史あるホテルを任される重圧は決して並大抵のものではない。
しかし、この男は、皿洗いをしている頃からずっと、その夢を見続けていた。そして、去年、夢を叶えた。
さあ・・・定保英弥様の登場です!

「ビジョンを持とう!」
幼い頃から、父の仕事の関係で海外生活が長かった。
様々な人達と会うたびに、夢がふくらんだ。“人と接する仕事がしたい”そして、大学を卒業して、迷わず進んだ世界がホテル業界だった。そして、第一希望の帝国ホテルから内定が出た。
それは、それはうれしかった。だから、研修期間も全く辛くなかった。
皿洗いに野菜切り、米炊きに、下ごしらえ。
人と接する仕事がしたくて入ったけど、やっている仕事は、裏方のさらに裏。でも、自分で決めて、自分で進んだ道。
ちょうど、皿洗いをしている時、あるテレビ局から取材があった。そして、皿洗いをしている裏方の僕にインタビュアが質問をしてきた。
“皿洗いをしている君の夢って何?”私は、瞬間的に答えていた。“はい、いつか、総支配人になりたい!”
このセリフが、全国放送された。研修中の一言。笑っていた人もいたかもしれない。でも、言うのは自由だ。
その後も半年ごとに上司に提出する自己申告シートにも、やりたいことを書き続けた。
国内営業。海外での営業。宿泊部への異動。
やりたいことは一貫性をもって、実現するまで書き続けた。
そして、去年、総支配人になった。
テレビにハニカミながら言ったコトバが、実現した瞬間だった。
私には夢がある。開業120年を迎えた帝国ホテルを世界一のホテルにする!
当たり前のことをただ、ひたすらやっていく。その先にビジョンが叶う瞬間は絶対に、訪れることでしょう!

 

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