人生において、僕たちは本当に興味をもったことをできているのだろうか?
どこかで我慢して生きてはいないか?
今日の男は興味をもったことを徹底してやってしまう見本ともなれる人。
嫌なことはしない!
でも、その代わり責任をもって興味を持ったことを本気で追求する。
そして、それを表現することで周りが共感し、感謝される存在となり得る。
僕たちは他人のために生きている訳じゃない。
そう教えてもらえる。
さあ、戸井十月様の登場です!
「自分の価値観を貫く」
目の前で世界が刻一刻と変わっていく。
チェゲバラやカストロが革命を起こしたキューバは憧れの国でした。
『俺もやれば世の中を変えることができる』
という思いを抱き学生運動にのめり込みました。
自由や青臭い理想のために自分の命をかけました。
その後、学生運動の波も終焉をむかえ、20歳で武蔵野美術大学を退学してからは、日雇い現場でバイトしたり、パチンコをしたり惰性の日々。
そんな時でも俺の中で何度もリフレインする革命家の存在。
「世の中のシステムに乗るつもりはない」
「俺は大丈夫」
と思っていました。
キャリアも腕も自信も無い。それでも、
『嫌なことはやらない』
『自分を表現することでメシを食べたい』
ということを貫きました。結果、気がついたら物書きになっていました。
プラン通りに、いかないことも多々ありましたが、しつこく、あきらめませんでした。
一度も心が折れたことはありませんでした。
ずっと行きたいと考えていた五大陸を、バイクで旅することもできました。
自分の目や耳など五感を使って、世界を感じたかった。表面的な情報だけでは無く、現実を目の当たりにしたかった。
次は、メキシコの砂漠地帯を1600キロ走るバイクのレースにチャレンジします。
今の若い人には、思っていることをもっともっと自由に表現してエネルギーを爆発させて欲しいです。
現在61歳。
私も、自分の生き様を全うするために毎日必死になって闘っていますよ!