浅間山荘事件を解決に導いた危機管理のプロフェッショナル
クレーンにぶら下がった大きな鉄球が、犯人が籠城した山荘にぶつかるシーン・・・
見たことあるだろうか?
あさま山荘事件だ。
そして、これまたテレビ等で何度となく放送された東大安田講堂事件。
この歴史的事件を指揮した男がいた。
ズバ抜けた危機管理能力と功績が認められ、要人の警備や内閣安全保障室長など重要なポストを任され、日本の平和を守り続けてきた。
成功に導くための心構えとは?
その答えをこの男が教えてくれるだろう。
さぁ、初代内閣安全保障室長 佐々淳行様の登場です!
「挫折したときは、下を見ろ」
ひとは、挫折したとき、失敗したとき、首はうなだれているが心は、上を、横をみている。
みんな、成功し、出世し、幸せになっていくのに、なぜ自分だけ…
人を羨み、世を怨み、人に合うのがいやに成り、閉じこもる。
逆に、成功したり、勝ち組になると
「どうだ、私は同期の出世頭だ」
と、下をみる。これが普通のひとだが、本当に危機に強い人は、この逆をやる。成功したら上を、失敗したら下をみる。
勝海舟は「得意淡然 失意泰然」といったが、私は「幸せの座標軸」という。
成功したとき、下の敗者たちをみると傲慢になり、人間の成長はそこで止まる。上を見ると、
40代で米大統領を二度もやったクリントンがいるではないか。
自分はまだまだだと反省する。
挫折し、不幸になったら、死病の床にいるとも、路上生活者を想う。
したを見るのだ。
その人たちに比べれば自分はまだ幸せだと平衡感覚を取り戻す。
 繰り返すが、
 「成功したら、上をみる。失敗したら、下をみる。」
 私は、そのようにして生きてきた。

 

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