流通業界の風雲児社長
ドン、ドン、ドン、ドンキ~、ドンキ~ホ~テ・・・
あの聞き慣れたドンキホーテの店内に流れる音楽。
ドンキホーテはすべてが斬新ですべてが珍しかった。
そして、結果的にこの男は流通業界に革命をもたらした。
人生の失敗を経て、ビジネスのドン底を見て、今、この男は何を見ているのだろうか?
さあ、安田隆夫様の登場です!
「はらわた力」
大学卒業後、就職した不動産会社では営業職。しかし2年で会社は倒産。その後は今で言うフリーターです。
言うにいわれぬ不安と孤独。抜け出すために一念発起。しかし専門知識も資格もない「ないないづくし」の自分から引き算をして残ったのが、雑貨小売店でした。
「ドン・キホーテ第1号店」が黒字になるまでの4年間は、今でも冷や汗が出るような失敗と挫折の連続。まさに綱渡りの毎日でした。
ビジネスの大半は失敗。最低限の原因分析は必要ですが、失敗に落ち込んだり後悔するヒマはない。必要なのはどんな時でも「夢」への燃焼温度を絶やさぬこと。
商人でもなんでも情熱あるファイターを応援したい。
新たなタイプのキラリと光る人材が輩出され、ますます世の中を面白くしてくれることを望んでいます。
自己実現のための強烈な志や執念、ひたむきさ=「はらわた」力を鍛えておくこと。
最後の勝負に勝てるか否かは、人間の最も根源的な「はらわた」力にかかっていると思います。
夢に全力で向かっている方に他人の言葉はいらないでしょう。人生に苦労している方は様々で、一概に安易な言葉は見当たりません。
経験から言えるのは、時に「孤独は知恵の最善の母」でもあることです。

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