【堀 一久】全国4位!水族館の年間入場者数を183万人にV字回復させたスゴい人!

堀 一久

神奈川県にある「新江ノ島水族館」(通称「えのすい」)
日本の水族館の中では決して大きくない水族館であるが、全国4位の入場者数を誇る。
地元・湘南の海「相模湾」をリアルに再現したり、プロジェクションマッピングなどのデジタルテクノロジーをショーやイベントに取り入れるなど、日本初の試みを次々に行い、日々新たな感動を来場者に提供し続けている。

本日登場するスゴい人は、このえのすいを運営する会社を率いるスゴい人!
これほどの人気を誇るえのすいだが、一時は入場者数が落ち込んでいたという。
どのようにして危機を乗り越え、多くの人を楽しませる水族館を作り上げたのだろうか。

さあ…
株式会社江ノ島マリンコーポレーション
代表取締役社長
堀一久様の登場です!

「勇気と挑戦」

子どもの頃から家業である水族館を継ぐことは決まっていたので、定めにしっかり挑もうと、自分の人生計画を立てていました。
子どもの頃は野球少年で、野球ばかりしていました。
神宮球場や、もちろん甲子園も目指して日々練習に励んでいました。
野球を続けたい一心で勉強し、慶應義塾大学経済学部に入学。
大学でも野球を続けることができましたが、周りの部員との実力の差に圧倒され、「このまま野球を続けるか?」と悩みました。人生最大の挫折でした。
その時に支えてくれたのが、野球部の先輩や仲間でした。
練習の待ち時間に先輩が声をかけてくれて、特別に時間をとらなくても、少しの時間でコミュニケーションをとれることをここで学びました。

家業を継いで、2004年に湘南にある「新江ノ島水族館」をリニューアルスタートしました。
初年度の年間入場者数は180万人を記録できました。
リニューアル後最大のピンチが訪れたのは、メインキャラクター的な人気を誇ったミナミゾウアザラシ「みなぞう」の急死でした。
年々少しずつ入場者数が減っていくことは想定していましたが、これは予想外のショックな出来事でした。
ただ、その時も野球で学んだ人間関係やコミュニケーション力が役に立ちました。
スタッフの声を聞き、生き物の心の声を聞き、会話を多くすることでえのすいの本質を見つめなおし、新しい企画に挑戦してきました。
地元・湘南の海「相模湾」の素晴らしさをお伝えするために、その姿をリアルに再現してマイワシの群泳を展示したり、旧館時代からずっと研究を続けてきたクラゲの魅力をお伝えする工夫、オリジナルのクラゲショーへの水族館初のプロジェクションマッピング導入、近年ではデジタルテクノロジーを用いた夜のスペシャルイベントも開催しています。
その結果、ダウンしていた来場者数も上がりV字回復することができました。
人に恵まれていたことや、会話の重要性を感じました。

当館では「えのすいクレド」を作成し、えのすいらしさをモットーにスタッフ全員が同じ方向を向き、日本一・世界一を目指しています。
えのすいでは魚も人も命を持つ生き物として対等な立場を重視しています。
「魚心」を大切にし、「えのすいトリーター」という展示飼育スタッフの教育にも力を入れ、「楽しい、新しい感動と発見」をキーワードに挑戦を続けています。
全ての物・サービス・空間のクオリティはえのすいらしさを重視し、「えのすいのライバルは昨日のえのすいである」と考え、日々進化し続ける日本一・世界一の水族館を目指しています。
今後も多くの人を楽しませる場所となる為に勇気をもって挑戦し続けます。

◆新江ノ島水族館
http://www.enosui.com/

◆世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ
http://aquatotto.com/

◆相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
http://sagamigawa-fureai.com/

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