【池田 義博】日本人で初めて記憶の“グランドマスター”になったスゴい人!

池田 義博

本日登場するスゴい人は、日本人で唯一の記憶のグランドマスター。
家業を継いで塾の経営をしていた彼が記憶術に出会ったのは、2011年末。
そこからあることをきっかけに彼は一気に記憶競技にのめりこみ、わずか2年の間に日本選手権優勝、オーストラリアオープン優勝、日本人初のグランドマスターというタイトルを手にした。
決して最高のコンディションでなかった世界選手権でグランドマスターを獲得できた理由を彼はこう語る。
「イメージの力」だと。
さあ・・・WMSC世界記憶競技協会グランドマスター 池田義博様の登場です!

「夢をかなえるイメージの力」

記憶術との出会いは2011年の年末。
塾で使う教材のアイデアを探していた時に記憶術のセミナーを知り、軽い気持ちで参加しました。
ところが、そこで自分に自信ができた私は何かに挑戦したい気持ちが湧いてきたのでした。
そして偶然、記憶力日本選手権の存在を知り、それを目指すことに決めました。
少ないながらなんとか本やインターネットで情報を得て、独学でトレーニングを続けました。
そして迎えた2013年2月の日本選手権。
結果は過去最高記録で優勝。
私自身が一番驚きました。
そこで国際大会の存在を知り次の新たなる夢が生まれました。
8月には、オーストラリアで行われた国際オープン大会に出場し、優勝。
そしてさらに夢が拡がった私は、年末の世界選手権に出場してまだ日本人には一人もいない「記憶のグランドマスター」になろうと密かに決心しました。
グランドマスターになるためには世界選手権に出場し、条件として決められた3種目で基準をクリアする必要があります。
その3条件とは
1.バラバラに切った1組のトランプの順番を2分以内に憶えること。
2.ランダムに並んだ数字を1時間で1000桁以上憶えること。
3.バラバラに切ったトランプの順番を1時間で10組以上憶えること。

そして臨んだ2013年の世界選手権。会場はロンドン。
そこで私は「時差」に悩まされることになりました。
時差対策を甘く見ていた私はほどんど眠れないまま大会初日を迎えました。
記憶にとって、睡眠不足が何よりも悪いことなのです。
最初の種目がスタートした途端頭の中にもやがかかっているようで、今回はだめかな、との思いが一瞬頭をよぎりました。
しかし、グランドマスターの条件になる種目になると不思議と集中力が高まってきたのです。
結局3日間、睡眠不足のまま臨みましたが、審査対象の種目だけは集中力が劇的に上がり、グランドマスターになることができたのです。
あの最悪のコンディションで達成できた要因は、「イメージの力」であったのではないかと思うのです。
私は本番まで連日ずっとグランドマスターになって表彰される自分を強くイメージし続けていました。
目標を達成することができたのは、潜在意識に取り込まれたこのイメージの力なのではないかと今では思っています。
グランドマスターになった今、次の新たな夢ができました。
記憶競技の教室を立ち上げて、日本の子供たちを、私に続くグランドマスター、さらには世界チャンピオンに育てることです。

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