【窪田 良】米国企業で初めて東証マザーズ単独上場を果たしたバイオ製薬企業を率いるスゴい人!

窪田 良

アメリカ・シアトルの自宅地下室からたった一人で起業し、米国企業として初めて東証マザーズ単独上場を果たしたスゴい人が本日登場する。
彼の会社では、大塚製薬と共同で眼科領域の新薬の開発を行っている。
米国では失明の主な原因といわれる病気「加齢黄斑変性」(※)を治療する薬だ。
今まで承認されたことのない飲み薬の開発を手掛け、現在臨床第2b/3相試験段階にまで進んでいる。
彼が起業に至ったきっかけとは?
さあ・・・Acucela Inc.(アキュセラ・インク)創業者・会長・社長兼最高経営責任者 窪田良様の登場です!

「グローバルイノベーションを起こす」

幼い頃はアメリカに住んでいて、周囲の人から日本は新しい価値創造ができない国だと言われて、子どもながらに悔しかった。
何かを加工・改良するのではなく、日本人としてイノベーションといえる価値創造をしたかった。
自分は、元々目が好きだった。
目の形、色、つくりそのものに非常に興味があった。
そこで、医学を学んで眼科医となり、多くの患者がいながら治療薬が世の中に存在しないドライ型加齢黄斑変性の治療薬の研究開発をすることになった。
今の若い人を見ていて、自分の好きな分野に早くに出会えている人は着実に成功を収めていくと思う。
自分がそうであったが、好きなものには圧倒的な努力を注げるし粘り強く挑戦できる。
世界を変えるような創造には、アイデアと実行力のどちらも必要である。
誰も想像しなかった事を思いつくアイデアと、それを形にできるまで諦めずに何度でも改善し、挑戦し続けるたゆまぬ努力である。
アイデアは、仕事以外の時間にわき上がることが多い。
「CEOは仕事以外の事に50%の時間を割きなさい」
という言葉もあるが、自分もスポーツなどはよくする。
また、自分を新しい環境におき、新しい場所と視点を常に取り入れることを大切にしている。
通勤にいつもと違う道を使うと遅れてしまうリスクがあるかもしれないが、そこには新しい発見があるかもしれない。
日々そういった新しい何かを、大なり小なりのリスクをとって求めている。
そして、研究開発は1日2日で終わるものではなく、何年も同じような作業を繰り返す中で新しい物事を発見していくという長い期間を要するものなので、モチベーションを維持していくことも大切だ。
私はモチベーションを維持するためにしばしば過去を振り返って、「一歩でも進んでいるかどうか」を確認してきた。
努力は自分を決して裏切らない。
昔は、勉強ができないことも成績が上がらないことも周りのせいにしていた。
しかし、他人や外部環境は変わらない。
そのため、日々自分がコントロールできることにフォーカスし最大限の努力をすることが大切だと思う。
だが同時に、新しいものを創造するときには自分1人の力では、アイデアの創造も実現もできないと思っている。
全社員や関わる人々に対して、いかに大きなビジョンを掲げ、そのビジョンに対していかにぶれないかを常に心がけている。
そういった姿勢に人は信用し、安心してついてきてくれるのだと思う。

(※)
加齢黄斑変性とは、中心視力の低下を引き起こし、深刻なケースにおいては中心視力が喪失するという網膜疾患で、早期の「ドライ型」を経て、そのまま地図状萎縮という症状を引き起こし徐々に失明に向かうか、急激に視力を失う「ウェット型」に移行する。進行期の加齢黄斑変性である地図状萎縮およびウェット型は、米国において50歳以上の方々の視力喪失および失明の主要原因となっている。

アキュセラは、地図状萎縮を伴うドライ型加齢黄斑変性患者を対象にした新薬候補の臨床第2b/3相試験を行っている。

◆窪田良 公式ブログ
http://ryokubota.jp
◆「極めるひとほどあきっぽい」窪田良著(日経BP社刊)
http://amzn.to/RbbcZT
◆窪田良 著書「極めるひとほどあきっぽい」facebookページ
https://www.facebook.com/kiwameruhitohodoakippoi

※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。

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