【稲波 紀明】世界初のサラリーマン宇宙旅行者になるスゴい人!

稲波 紀明

宇宙旅行と言うと、資産家などのごく一部の人だけが行けるもの、と思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、本日登場のスゴい人はサラリーマンで初めて、宇宙旅行の権利を手に入れた。
驚く事に、彼は日本円で約2,000万円の旅行費を学生時代の新聞配達のアルバイト代などで貯めた貯金を運用して捻出したという。
地道にこつこつと貯蓄をしていれば難しい金額では無いと彼は言うが、決して安い買い物ではない。
彼は何故、宇宙旅行に行く事を決意したのだろうか?
さあ・・・日本人初サラリーマン宇宙旅行者 稲波紀明様の登場です!

「命の使いかた」

幼い頃から宇宙に憧れ、一度は行ってみたいと常々思っていました。
大学、大学院では宇宙について学びました。
就職し会社員をしていたある時、ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行の募集のニュースを見て、ダメもとで申し込みを決意しました。
抽選の結果、私は一度は落選したのですが、1番目の当選者の方がキャンセルをしたために繰り上げ当選。
宇宙旅行の権利を手に入れることができました。
当選してからは、6Gの重力と無重力に耐える訓練を受け、宇宙旅行に関する講義を受けました。
旅行の契約書から、講義も全て英語。
英語があまり得意でなかった私は苦労しましたね。
でも、英語を勉強して講義にのぞみ、他の旅行者達がすらすら読めるプリントも何倍もの時間をかけて読みました。
2005年に申し込み、早8年。
当初は2008年に飛ぶ予定でした。
本当に宇宙に行けるのか?と不安になる事もありますし、周りの人からは詐欺じゃないのかと言われることもあります。
いざ行く事になっても世界初の宇宙旅行ですから、何が起こるかわかりません。
もしかしたら死ぬ可能性だってあります。
でも、どんなに考えても先のことは分からないですし、好奇心の方が勝ってしまうんです。
費やしたお金は惜しくないですね。
普通に生活していては絶対に出会うことができない人とのご縁と経験を手に入れることができましたから。
前向きに考えるようになったきっかけは、実は、大学4年次にアメリカにホームステイをしていた時に交通事故に遭って死にかけたことがあったことです。
医者からは「親を呼びなさい」と言われ、パスポートを持っていなかった両親は外務省にお願いをして3日後には駆けつけてくれました。
その時に、親の大切さを学びましたね。
また、それを機に「命の使いかた」を考えるようになりました。
医者に「きみ死ぬよ」と言われてから、一度死んだ気になっているんですよね。
人間、いつ死ぬかなんて分からないので、自分が持っている命をどう生きるかを考えたら、それが前向きな思考につながったんです。
私は、宇宙に行ったら自分の目で地球を見て、写真を撮りたいです。
そして、みんなの持って行きたい物をできる限り持って行きたいですね。
私が宇宙旅行に行く事で、自分の夢を叶えるのも目標ですが、サラリーマンでも宇宙に行けるということをたくさんの人に知ってもらって、人間が持っている可能性についてワクワクしてもらえる事を願っています。

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