【柿沢 安耶】世界初の野菜スイーツ専門店を作ったスゴい人!

柿沢 安耶

野菜は好きですか?
野菜を食べていますか?
戦後、化学的な農薬の使用が始まり、次第に土が痩せてきた。
そして、本当の美味しい野菜を知らない人が増えてしまった。
しかし、化学肥料を使用しないと農業が成り立たない場合もあり、一概に全ての化学肥料の使用を否定することもできない。
完全に化学肥料だけで野菜を作っているのではなく、自然の力でおいしい野菜をつくろうと大変な努力をしている農家さんがたくさんいるのだ。
食べて健康になる料理を作りたい!
農業の現状を皆に知って欲しい!
そんな情熱を持ち続け、世界初の野菜スイーツ専門店を作った女性が本日登場する。
さあ・・・パティスリー ポタジエ・野菜寿し ポタジエ オーナーシェフ柿沢安耶様の登場です!

「その土地のものを食べる」

小さい頃はとにかく身体が弱く、体育の授業に参加できないことも多かったので、普通に身体を動かせる人が羨ましかったです。
小学生の頃、動物が好きで、中でも、豚が一番大好きでした。
豚と一緒に暮らす方法はないかと中学生の頃に本で調べてみると、畜産という仕事を見つけました。
親に「青森にある畜産高校に行きたい」と話したら却下され、普通高校に進学。
高校生になっても豚と暮らす夢を諦めきれず、豚と暮らせる仕事を調べていると、トリュフというきのこを掘る豚がいる事を知りました。
場所はフランス!
トリュフは黒いダイヤモンドと呼ばれていて、それを掘る豚って素敵!と思い、そこからフランスという国を調べ、フランス料理を知りました。
こんな綺麗な料理を作れたらカッコイイなぁ~と思いながらも、体力が無い私には料理人は無理。
大学のフランス文学科に通いながらアルバイトを3つ掛け持ちしてお金を貯めて2度、フランス留学をしてフランス料理を勉強しました。
しかし、フランスで毎日フランス料理を作っては食べ、さらに食べ歩きをしていたら、体調を酷く崩してしまいました。
そこで、見た目だけではなく食べた人が元気になる料理を作りたいと痛切に感じたのです。
私は、動物を殺す殺生が苦手だったので、お菓子を選びました。
はたして、お菓子は体に良いのかと疑問に思っていた時、マクロビオティックという食事療法に出会い、2年間かけて自分の身体で実験しました。
すると、すごく元気になったのです。
身土不二という言葉があります。
人も自然の一部で、その土地で育った食材を食べていれば身体に良いという意味です。
和食を食べていても、実際には外国で作られた大豆や小麦が原材料なので、身土不二ではない場合があります。
そこで、見た目は洋食だけど原材料は安心安全な国産で料理を作ろうと思いました。
最初のお店は資金も無かったので、物価が安く野菜が美味しい場所でやろうと栃木でオープンしました。
有機野菜を作られている現場を間近に見て、野菜が生きている姿に感動しました。
それから野菜を作ること、作り続けることの大変さを知り、都会で生まれ育った私はカルチャーショックを受けました。
ある日農家に行くと、間引き人参に出会いました。
間引き人参は、土に戻すとのこと。
でも、食べるとすごく美味しいので譲ってもらい、人参パイを作りました。
するとお客様に畑の話をするきっかけができ、食べる人の身体にも良く、農家の新たな収入にもなったのです。
食べる側だけではなく、生産者側にも優しい仕組みを作りたい。
その思いで、これまで「野菜スイーツ」を続けてきました。
これからも農業の現状を多くの人に知ってもらい、野菜の自給率を高めて行きたいです。
そして、自給率が100%を超えているのに消費が減ってきているお米の新しい食べ方を日本も含め、世界に広めてゆきます。

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