【坂井 宏行】料理の鉄人においてフレンチの巨匠と呼ばれたスゴい人!

坂井 宏行

通称、“ムッシュ”と呼ばれるフレンチの巨匠。
フジテレビの人気料理対決番組では、料理の鉄人として出演し続けた。
“ラ・ロシェル”のオーナーシェフ。
愛され続けるレストランが生まれたきっかけとは?
さあ・・・ラ・ロシェル オーナーシェフ、坂井宏行様の登場です!

 

「当たり前の基準」
3歳の時に、オヤジが戦死した。
母親が和裁の内職で家族を支える生活だった。物心ついたときから、自分が料理担当だった。
“美味しいね。”
このコトバが欲しくて、一生懸命、見よう見まねで家族のために料理を作り続けた。
自然と料理人という職業が自分の進むべき道かな?と思ったが、最初の就職はお弁当屋さんだった。
とにかく、朝が早かった。そして、完全なる縦社会。親方が黒と言ったら、白という選択は一切なく、辛く、厳しく、過酷な日々が続きました。
そんな先輩の中に、たった一人、今でも忘れない方がいる。その方が、常に私に言ってくれたのが、「早く、こんな世界から抜けて料理人を目指せ!」そして、関西地区では当時一番だったホテルまで紹介してくださった。この方がいなかったら、絶対に今の私は存在しない。
でも、環境が辛いことは変わらなかった。真冬に、誰よりも早く起きて真っ黒になりながら石炭ストーブを燃やし、先輩たちの靴磨きに、度重なる理不尽なイジメ。
でも、私はそれほど辛いと思わない、“当たり前の世界”だった。
私は、人生において料理人であることが嫌になったこともないし、これから一生涯どころか、生まれ変わっても料理人でありたい。
“好きなことは何か?”
趣味でもいい、そこから派生するものでいいから、好きなこと、徹底的に追求してみたらどうだろうか?
私は経営者となった今でも、肩書きは“店主”。
そして、これからも調理場に立ち続ける。

だって、好きだからね。

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