【遠藤 隆行】アイススレッジホッケーで日本初のメダルを獲得したスゴい人!

遠藤 隆行

先天性の両下肢欠損。大学時代のアイススレッジホッケーとの出会いが人生に大きな影響を与えた。

主将としてチームを率い、2010年のバンクーバーパラリンピックでは日本人チーム初のメダルを獲得!

最も活躍した選手に贈られるファン・ヨン・デ 功績賞を日本人で初めて受賞した。

さあ、遠藤隆行様の登場です!

 

「自分に言い訳をしない人生」

小学校1年生の1学期は母親が授業中も連れ添ってくれたことを覚えています。友達の自転車で

車椅子を引っ張ってもらったりして遊んでいました。周りの優しさに甘えてしまっていた 時期もあり、

「足が無いから何をしても普通の人には勝てない!」と言い訳をしていました。母親は多少の事には手を貸さず厳しく育ててくれました。

高校進学の時当時は駅にエレベータもエスカレータも設置されていない時代で、家から車椅子で通える高校は進学校のみ。退路を立たれた受験でしたが猛勉強の末、合格しました。

学校に着いたら昇降口で外用の車椅子を置き、手で階段を3Fまで昇り、室内用の車椅子に乗り換える毎日。

スポーツは無理だと思い吹奏楽部でアルトサックスを吹いていましたが、2000年にアイススレッジホッケーを紹介されました。リンクを借りる時間は深夜!

 

同じ境遇の人達が同じルールで競う姿を見て、障害のせいで一番になれないという言い訳が全く出来なくなりました。障害者同士で「足なし!」などと言い合うコミュニケーション環境はカルチャーショックでしたが、そこでやっと自分の障害を笑って話せる強さをもらいました。

初めて飛行機に乗り海外遠征をしたり、海外選手との交流で世 界観も広がりました。日本は世界で一番選手が少なく平均年齢は世界一高い!他国と違い日本の障害者に対する意識の低さは寂しいですが、障害者だからこうして欲しい、とは主張したくないです。ただ、試合で戦う姿や日常生活での僕の姿を見て何かを感じてくれる事が一番ありがたい。何より自分を信じる事が大切です。

 

些細な事でも良いので1つ自慢できるものを持つこと。

自分を信じる事が出来れば誰にも負けない強さを持てます。小学校の時、校舎からは富士山が綺麗に見えていて日本人に生まれたからにはいつか登りたい!

とずっと思っていました。周りは無理だと言いましたが、7年前、僕は腕だけで単独登頂しました!

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