【鶴賀若狭掾】天皇陛下の前で演奏した人間国宝

鶴賀若狭掾
三味線伴奏での語り物。
「新内」叙事的な力強さで劇中人物の台詞やそのしぐさ、演技の描写を唄にのせ観衆を魅せる。
国内だけならず、公演で周った国は30カ国。
各国語での公演に観衆は笑顔でスタンディングオベーション!
新しいことをやるために、決して古典を疎かにすることなく新内を愛し、護り続ける男はまさに国の宝…
さあ、鶴賀流11代目家元鶴賀若狭掾様の登場です

「新内を通して人間性を高めてゆきたい」
家元に生まれ、新内節の芸一本で食べていくのもたやすいことではなく、何度も、もう辞めてしまおうと思いましたが私がやらなければ誰がやる!この使命感が私を突き動かし続けました。
10歳からお稽古を始め、邦楽の学校に入学し、新内以外の音楽に触れた時、自分の居る新内の世界の狭さを痛感しました。
「こんな狭い世界でやっていては、新内は滅びてしまう…」
それが私の発奮材料となり、本当の意味での私の新内伝承宣伝普及活動が始まったのです。
それからというもの、邦楽界の暴走族・異端児と呼ばれてしまうほど、私は興味・好奇心をもって斬新な挑戦を続けてきました。
落語やバレエとのコラボレーション。
世界30各国での上演。日本の奥地のかつて栄えたが朽ち果てそうだった立派な舞台での復活公演。
いつも、新内の可能性を信じ、楽しみ、伝統芸能絶滅の危機へも逃げずに向き合いました。(逃げは不成功の秘訣です。)
芸を磨くこと、人間として精進することこの二つは切り離せず、まさに「芸は人なり」。コツコツお稽古の積み重ねです。
国からの人間国宝という勲章は「あなたは伝統の為に、より働きなさい」ということだな、と思い有難くお受け致しました。まだまだここからです。
後継者の為、後世の為。古典を護ること、親しみやすく面白い新作を作り出していくこと。
私には、挑戦したいことがたくさん有ります。
心をいつも感謝と感動で満たし、感性を磨き続けます!

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