【田中 哲也】一本足の流儀~片足のスーパーヒーロー

田中 哲也

片足サイクリストと呼ばれる男。
オーストラリア・パース~シドニー5000Km無事完走。
長野・ソルトレイクパラリンピックには障害者スキー日本代表として挑戦。
たった1回の事故で人生が変わったが、すべてを受け入れた。人は、すぐに環境や周りのせいにしたがる。
でも、環境や周囲はなかなか変えることはできない。そして、自分は、自分で変えられる。今日の男は、すべてを受け入れ、自分を変えた。
さあ、田中哲也様の登場です!

「48メートル 吹っ飛んだ先に見えた世界」
19歳で片足をなくして20年。僕は、障害を負って、人生が変わった。
あの日、バイク事故で48メートル吹っ飛んで右足を失った日から、見えていた世界が変わった…
生きているうちに色んなことをしたい!
1日、1日、そのときがhappyじゃなきゃ!
明日・・・明後日・・・どうなるのか分らないんだ。
「昨日、ああしとけば良かったな…」寂しい後悔が残らないようにね。
人生やらなけりゃわからないことだらけ。
やってマイナスな面が出てきたとしても、それは必ず次のステップに繋がるわけで、マイナスになったからこそ解ることがあるものね。
事故で右足がなくなった時も、残った左足をスキーのレース中に激しく骨折したときも
何かに理由をつけて、怒ったり落ち込んだりすることもできたかもしれない。
でも、それじゃあ、何も進まない。人生にマイナスイメージなんて必要ないんだよ。
それは過去であり、もう戻れないんだよね!
怖いものなんてない。とにかく毎日を楽しむんだ。
あの日、死に目で戦い、もし、「これでいいや…」て思っちゃってたら僕はもう死んでたと思う。
瀕死の状態で「まだまだこれからだぞ」「楽しいこと、いっぱいしたいんだ」って思ったから生き返ってこれたんだ。
せっかく助けてもらった命だから…最高にハッピーで終わりたい。
健常者に劣りたくないと毎日を精一杯生きていたら
気づけば、健常者よりもずっとすごい体験ができる毎日になっていた(笑)
右足のない自分が、より楽しく暮らしていける世の中を望んでいるからこそ、社会の受け入れ体制や法律、健常者の障害者に対する意識も変えていきたい。
たとえば、日本はとってもきれいな施設を用意して、バリアフリー建築だなんだって力をいれているよね。
本当に必要なのは、心のバリアフリーなんだよ。
人の心がバリアフリーになれば、段差があるところをわざわざスロープにしなくたっていいんだ。
困っている人を見つけたら、自然と周りの人が手を差し伸べられるようになるんだ。
そんな世の中にしたい。

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