今、賃貸不動産業界において革命的と称されるサービスが拡大していることをご存知ですか？
月会費840円、そして、仲介手数料は無料。
そんな異例のサービスを考案し、提供する若手経営者が、本日登場するスゴい人。
彼は2008年6月に会社を設立し、2012年4月に不動産仲介サービス“Nomad”をリリース。
そして2014年2月より仲介手数料を完全無料化し、若者を中心にサービス利用者が増え、現在登録者数は5万名にのぼる。
16歳から不動産業界をずっと見てきたからこそ見えた、お客様の不安を解消したくて立ち上げたのが、今のサービスだと彼は語る。
さあ…
株式会社アセンシャス
代表取締役
鈴木直樹様の登場です！
「16歳からずっと不動産」
高校時代X Japanにハマり、自分でもバンドを組んでギターを始めました。
バンドにのめりこみ、16歳の時、音楽活動のために上京しました。
お金が無いのでアルバイトを探していると、友達がアパートを借りた不動産会社でアルバイトを募集していると聞いて、そこに勤めたことから不動産業界に入りました。
最初の仕事は、物件案内の色塗りでした。
当時はWEB掲載が一切なかったので、物件案内をすべてプリントアウトして色を塗るのです。
それを一生懸命やっていたら、営業をやらせてもらえるようになりました。
いつしかバンド活動のために入った不動産会社で営業にハマってしまい、バンド活動がおろそかになっている時、事件が起きました。
大事な大事なギターをタクシーに忘れてきてしまったのです。
探しても見つからず、新しいギターを買うお金もない。
これが、バンドを辞めたきっかけでした。
バンドのために上京したのに、不思議と後悔はありませんでした。
そのくらい、不動産の営業にハマっていたからです。
22歳で高校の同窓会に行った時、衝撃を受けました。
“なんて、同級生が幼いのか・・・”
僕以外ほぼ全員が大学に進み、社会経験で言えば16歳から不動産業界で経験を積んでいる僕の方が圧倒的に長いから、そう感じるのも当然です。
しかし、社会は学歴中心。
“社会経験のない人達に負けたくない”
これが、起業を目指すきっかけでした。
起業の勉強のためにベンチャー系の不動産会社に転職して、入社早々に社長に「3年後には独立する」と伝え、ちょうど3年で独立しました。
何をするか考えた結果、僕自身が不動産会社で働いていて不便に感じていた部分を補うシステムを売ろうと決めました。
ところが、数百万円を投資してシステムを構築しましたが、全く売れないのです。
売れないならば、自社で使おう。
こうしてノマドの仲介手数料無料のサービスが生まれました。
僕は、賃貸不動産業界に骨を埋めるつもりでやっています。
そうすると、どうしても仲介手数料という古い日本の仕組みが邪魔なのです。
仲介手数料を無くすことは、業界へ喧嘩を売っていると思われるかもしれません。
しかし、業界に喧嘩も売っていないし、同業他社さんを潰そうとは思っていません。
ただひたすら、お客様のことを見ているだけです。
お客様が望み、喜んでくださる限り、僕らはやり続けます。
16歳から僕を育ててくれたこの業界に、恩返しをしたいのです。
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