“鶴ちゃん”
この愛称で親しまれ、タレント業だけにとどまらず映画俳優や、画家でありプロボクシングのプロライセンスまで取得してしまった。
しかし、多くのことを達成した今でも幼き頃に夢見たことをずっと夢見て生き続けている。
なぜ、夢を信じ、なぜ、夢にチャレンジし続けられるのか?
さあ・・・マルチタレント片岡鶴太郎様の登場です!
「夢がないのは羽のない鳥」
僕の原点は、小学校の時に父親に連れていってもらった寄席や、落語。
下町生まれなので近所に劇場も多く、月に3回は連れていってもらっていました。
最初は帰りに食べるレストランでの食事が楽しみでしたが、いつしか、寄席や落語そのものに興味が生まれました。
ある日、興味が高じて素人の番組オーディションにないしょで申し込みをしました。
この時、前座として合格しましたが、真打として合格したのがおぼんこぼんさん。
この番組で面倒を見てくれたADこそ、その後伝説の番組となるオレたちひょうきん族の横澤ディレクター。
僕は、いつも出逢いによって夢の階段を登っています。
このオーディションがきっかけで人生の夢が決まり、人生の決断が出来ました。
そのために高校受験をして、万年ビリッケツな成績から一発逆転で進学校に入学し、高校の卒業式の日に家を飛び出し、弟子入りに行きました。
32歳の時に決断し、33歳までの1年でプロボクシングのライセンスを取る!と決めたのも、芸人や役者という枠に収まらず“片岡鶴太郎”として一生涯、輝き続けると決めていたからでした。
オレたちひょうきん族で近藤真彦さんのモノマネで大ブレイクしたのも、チャンスを信じ続け、やり続けたからじゃないでしょうか。
人生、何をやっても辛いことは出てくる。
どうせ辛いことを味わうなら、夢に向かった人生を歩みたいじゃないですか。
やってみないと、わからない。
他人の夢を止める権利は誰にもないのです。