新宿伊勢丹前の行列を見たことある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
もしくは、並んだことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昭和33年から路上で世の中の悩みや不安を受け止め、少しでも相談者が前進できるように常に助言をし続けてきた。
今年で80歳。
もはや、新宿どころか日本の頼れる相談者。
さぁ、新宿の母、栗原すみ子様の登場です!
「私が新宿の路上に立ち続ける理由」
子供を授かったのに夫と別れなければならなくなった。
これが田舎である茨城から東京に来たきっかけ。
女手一つ。
がむしゃらだった。
そんな時、銀座で占い師が声をかけてくれた。
心が救われた・・
これが占いという世界に入ったきっかけであり、師匠が生まれた瞬間でした。
とにかく、必死でした。
雑務でもなんでも一生懸命、師匠のお手伝いをしながら技術と知識を詰め込みました。
そして、昭和33年4月1日に今の場所である新宿伊勢丹の銀行前に立って占いを始めたのです。
今では、三井住友銀行になりましたが、最初に立った日から銀行の名称は4回も変わりました。
ヤクザにいじめられたり警察から注意されても私は相談者がいる限り、新宿に立ち続けました。
今では、新宿の様相もがらっと変わりました。
あの当時は、売春婦と言われる女性も多く、私は少しでも手助けしたくて職を紹介したり、洋服をあげたりしてました。
彼女たちが私を「お母さん」と呼んでいたのです。
これが、“新宿の母”と呼ばれるようになり、マスコミにも数多く取り扱ってもらうようになりました。
80歳になった今、土、日曜日の午前中に立ってます。
これが私の天命だと確信しているから・・