
本日のスゴい人!はIQ185という人類上位0.01%の稀有な知性を持ち、MENSA会員である秋谷光輝氏。その力を知らずに過ごした少年時代を経て、ソニーのエンジニアとして音響機器の設計に第一線で光輝く。活躍された16年のソニー人生を経て、今「人の知性」を育てることで人生の第二章を歩んでいます。3ヶ月でIQ100台→130〜140台へ伸長、MENSA 44名中28名合格といった驚異的な実績を叩き出している講座が生まれた背景と、その世界観・人生観に迫ります。
宇宙楽笑
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僕がIQ185? なるほど!
編:2年前にIQ が185であると知り、どんな感情になりましたか。
秋:実はその前に前兆がありましてね、僕は小学生の時の全国一斉知能テストで1位になったことがあったんです。36歳の時に初めて知ったんですけれど(笑) だから2年前にIQ185であることがわかった時はとにかく驚いたのと同時に、しっくり来すぎて怖かったと言う感覚でしたね。「ああ、だから僕は人生がずっと噛み合わなかったのか」と。安心したというかね。僕は自分の知性を誇ったことは一度もありません。「できる」なんて考えてもいなかったし、逆に“分かりすぎることの苦しみ”を抱えていました。普通の会話や会議で、頭の中ではゴールとその先が見えている。でも、周囲はまだスタート地点の内容を議論している。そこで先回りして答えると傲慢になる。だから沈黙している。能力を隠すことで調和を作る。それが“正しい生き方”だと思っていましたから。むしろ僕はずっと、自分の能力を疑って生きてきました。でもIQ185と知った瞬間、今までの沈黙が間違いだったと分かりました。正しいゴールへ早く到着するように導くべきだったのだと。人がもつ能力は「自分を守るためではなく、誰かのために使うもの。」そう捉え直すことができました。
考える力を鍛えることが教育の本質
編:一度はあきらめた教育の道へ16年の社会生活を経て踏み出されました。
秋谷:社会生活の中で、僕は上司によって極端に評価が変わってしまうことを体験してきました。「ただ言うことを聞けば良い」と言う上司からは、疎まれることが多かったですね。しかし、思い返せば子どもの頃からこういった感覚があったなと。100点をとれる生徒は称賛されますが、正解とされている答えであっても他にもこんな解き方も出来るのではないかと考える子どもは評価されないですから。今の教育制度では「正解を出せる人」を量産することを目的としていて、「考えられる人」はなかなか育たない。でも成熟した大人であればあるほど「正解のある問題」よりも「考えて決断をする問題」に直面するのが社会です。ビジネス、家庭、人間関係。どれも唯一の正解なんてない。だから僕は、“考える力を鍛える教育”をもっと広めたいと思いました。
「IQは才能という名の筋肉。鍛えれば伸びる。」

今の事業は2つあり、どちらも「大人の知能を鍛える」スクールです。目に見えない世界を数式と図式で言語化するアカデミー「法則学 RAKUZAN®︎」宇宙や自然の法則や、引き寄せの法則、輪廻、など、一般に“スピリチュアル”と呼ばれる領域であっても、「論理と構造」で説明することができます。その原理を学ぶことでスピリチュアルでさえもロジカルに理解し人生の武器とすることができます。
二つ目は、大人のIQを鍛える講座「ExpIQ®︎」(エクスピーク)です。「IQは鍛えれば伸びる」というコンセプトで、IQ的なロジカル思考を訓練します。3ヶ月の学びを通して、IQ100台だった人が130〜140へ伸び、知能指数上位2%のMENSAに44名中28名が合格しました。IQが伸びることで自分に自信がつき、新しい視野で社会とかかわっていくことができるようになります。参加者の多くは経営者や個人事業主など、自ら人生を切り拓こうとする人たちです。少し矛盾した論理ですが今のIQが185であるか70であるかは実は本質ではないのです。考える意思を持つかどうかが重要なのです。例えば、50代以上の方も含めて、年齢問わずおすすめなのは麻雀です。自動卓ではなく、「牌を積んで並べて配る」という一連の動作だけでも、かなり繊細なバランス感覚や空間認知を使います。そのような繊細な動作を90歳以上でもできたら、すごいバランス感覚と思うんですね。さらに、どの牌を残し、どれを捨てるかの「手順設計」・捨て牌の情報から、何が場に残っているかを推測する「確率思考」・和了したときの「点数計算」など、あらゆる知的要素がぎゅっと詰まっているゲームなんです。
もっと手軽なものとしては、数字での遊びですね!車のナンバープレート4桁の数字を「足す・引く・かける・割る」で10にする遊び。できるだけ多くのパターンを見つけようとすると、相当頭が鍛えられます。普段から考える癖をつけることが近道です。
🟡お写真
「ExpIQ®︎」(エクスピーク)講座の様子

問いの習慣化が大切
日常の中で「なぜか?」と自分に問いかける癖をつけることは「当たり前」を深堀して本質を見つめるきっかけになります。なぜこの地域ではこの作物が育つんだろう。なぜ月は歩くとついてくるように見えるんだろう。なぜこの公式はこの形をしているんだろう。
「そういうものだから」と受け取るのではなく、一度立ち止まって構造を考えてみること。これは東大生や社会に出て活躍している人など、知的に伸びていく人たちに共通する習慣だと感じます。AIに丸投げするより、脳を運動させる遊びのほうが、人間を育てます。
AIと人間の知能の関係
秋:AIは便利です。でも“便利”は常に人間の退化を伴います。昔は、瞬時に暗算できるのが当たり前だったり、電話番号も記憶していたと思います。電卓が登場して、そろばんや暗算ができる人が減ったり、スマートフォンの普及で電話番号は覚える必要のないものになったように、
AIが発達すると「全部AIに聞けばいいや」と、自分で”考える機会”を手放してしまう人が増えてしまう。暗算をしなくなった。道を覚えなくなった。電話番号を記憶しなくなった。便利さが認知能力を溶かし、思考を外部委託する世界がやってきています。「考えない人間」は、AIの下請けになります。AIはツールです。でも、判断を外注する瞬間、人は意思を失う。僕がやっているのは、AIに勝つ教育ではありません。AIを使いこなす人間の育成です。だからこそ、そこに一石を投じるのが「IQトレーニング」。言われるがままではなく「自分で考え、自分で問いを立てる力」を取り戻すことが重要だと考えています。AIは優秀な「壁打ち相手」にはなってくれます。ですが、こちら側に「自分の考え」がまったくなければ、どれだけ優れたAIがあっても、本当の意味での知性の進化にはつながりません。なので、こういった時代背景からも、まさに「人類の自立」を促していくことの必要性を感じ、自立した人間同士が、お互いに支え合っていく調和の世界を目指しているのです。
人生は「3+5+(−7)」――すべては足し算になる
編:大切にしている考え方や志を教えていただけますでしょうか。
秋:有名な「人間万事塞翁が馬」ですね。良いことは悪いことの前兆かもしれないし、悪いことは良いことの前兆かもしれない。変化そのものが人生だ、という感覚です。もう少し自分なりの言葉で言うなら、「人生はすべて足し合わせ」という表現をよく使います。普通は、3+5+(−7)=1のように、「−7」で失ったように感じますよね。でも僕は、3+5+(−7)と書きます。一見マイナスに見える経験も、「−7」という値を持つ経験として、ちゃんと積み上がっている」。成功も失敗も、痛みも喜びも、全部が足し算で、自分の土台になっているという考え方です。
最終ビジョンは、「人類の自立」
秋:知性を伸ばすことで、今ここに興味を持って生きる人や、自ら考えて行動できる人が多くなってくると、「迷い・不安・人のせい」といった自信のない状態を抜け出して、自信を持って人にも感謝できるような人が増えると思うのです。一見スピリチュアルな思想に聞こえるかもしれませんが、それを「知性を伸ばす」という現実的な座標にフォーカスする機会を作ることによって、可能にしていくことができると考えています。多くの人が “自分に自信を持ってワクワク生きれるようになる”「自分で考え、自分で選び、自分の足で立つ」という精神的な自立をした人たちがお互いに「おかげさま」「お互いさま」と言い合える、そんな社会を目指しています。
<了>
取材/アレス ライター・撮影/七海マリア 編集/守安
<1日目を読む>
秋谷 光輝(あきたに・こうき) プロフィール
株式会社バランス&チューニング代表取締役
公式HP:https://www.housokugaku.com/
IQ185 人類の上位0.01%のIQ|JAPAN MENSA会員
元ソニーエンジニア(16年)
ウォークマン/ステレオコンポ/音楽配信システムなど、
音響設計・ソフトウェア領域を担当。
現在は、目に見えない世界を数式・図式で言語化する「法則学RAKUZAN®︎アカデミー」
大人のIQを鍛える「ExpIQ®︎(エクスピーク)」を展開。
2025年4月発売の「今から伸ばす!IQトレーニング」(大創出版)は、4ヶ月で10万部を突破。
12月に「記憶の出し入れがスムーズになる“衰え知らずの脳トレ習慣”」出版(日本実業出版社)脳神経科学・神経内科学カテゴリ第1位獲得、ロジカルシンキングカテゴリ第1位獲得
■編集後記
かつては、「人の言うことを聞くのが良い人間」という風潮が長く支配的だった。異質さは摩擦を生み、突出は抑圧され、多くの人が“能力を隠すこと”を無意識の安全策として選んできた。
しかし、これからの時代は違う。“自分で考え、自分で選び、自分で行動できる力”を育むことが重要になると秋谷氏は言う。自分を出すことは衝突の火種ではなく、知性を育んだ先にこそ、調和を創り出す力となる。能力が互いに抑えられる社会ではなく、能力が互いを引き上げる社会へ──その幸福な転換の兆しに、私たちはすでに立ち会い始めている。
IQ185の天才少年の歩んだ半生は、特異な人生ストーリーではない。
秋谷氏自身が「自分らしく生きる」ことを取り戻していく過程も含め、「どうしたら面白いか」「どうしたらこの世界を分かち合えるか」──
人間同士のつながりや豊かな心を「見つめ続ける視点」こそが、IQ185の人生を人間の物語へと変えいったのだろう。それは、一筋のあたたかい光が宿るヒューマンドラマだった。
文責:七海 マリア




