
本日のスゴい人!はIQ185という人類上位0.01%の稀有な知性を持ち、MENSA会員である秋谷光輝氏。その力を知らずに過ごした少年時代を経て、ソニーのエンジニアとして音響機器の設計に第一線で光輝く。活躍された16年のソニー人生を経て、今「人の知性」を育てることで人生の第二章を歩んでいます。3ヶ月でIQ100台→130〜140台へ伸長、MENSA 44名中28名合格といった驚異的な実績を叩き出している講座が生まれた背景と、その世界観・人生観に迫ります。
宇宙楽笑
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編集部(以下編):長い間エンジニアとしてご活躍されていたと伺いました。
秋谷光輝氏(以下秋):はい。ソニーで16年間、オーディオ機器のエンジニアとしてソフトウェア設計をしていました。ウォークマン、ステレオコンポ、音楽配信などに関連する仕事が中心です。いわゆる電気製品の「ものづくり」の現場に携わっていました。ソニーを退職して独立したのは今から約11年前です。その頃から、「ものを作る」仕事から「人の知性を育てる」仕事へ軸足を移し、主に大人向けの教育サービスを行っています。
日常に「面白さやチャレンジ」を自ら見出す子ども時代

編:IQ185という超人的なIQをお持ちですから仕事も普通の人とは違って効率が良かったりもしましたか?
秋:実は、自分のIQが185だと知ったのは2年前なのです。それまで“少し考えるのが速い人”くらいにしか思っていませんでしたから、本当に驚きました。
編:そうだったんですね。子どもの頃から周囲との違いを感じられていましたか?
秋:一言で言うと、「普通が嫌い」な子どもでした。与えられたものを丸暗記して、聞かれたら答えるという“レールの上の学び”にワクワクしなかったんです。代わりに、面白さやチャレンジを自分で作ることに燃えるタイプでした。小学校のテストもそうでした。テストが終わった人から退出して自由になれる、という場面で、テストは45分あるのに、「どうせ全部解けるなら、誰よりも早く出して遊びたい」と思って、“5分で解いて提出する”のが目的になっていた。当然ケアレスミスは多くて、よく怒られていました(笑)。興味を持ったものは「数学」で、英語は「単語」を覚えないと点数が取れない一方、数学は法則が分かればするすると解けるので、楽しかったんです。英語は赤点を取ることもありましたね(笑)そこから、後々数学の教師を目指すようになりました。

さつまいも掘りで
キャッチボールにならない家族の会話
編:IQというのは遺伝的な要素もあるのではと考えてしまいますが、ご家族の方はどうだったのでしょうか。
秋:母は桜蔭学園、父は慶應、祖父は一橋出身なので、IQ的にも低くはないのだと思います。ただ今から思うと、家族での会話がキャッチボールにはなっていないんです。「それぞれが自分の話したいことだけ一方的に話す。」それでも会話が成立している(笑)。今思うと不思議な世界でしたね。「言葉は相手から返ってくるものではなく、瞬時に次へ次へと流れるように進むもの。」そういう空気の中で育ったので、相手の感情を読む力は弱かったと思います。とはいえ学校などで孤立するようなことはなかったんですよ。むしろ、「どう噛み砕けば相手に伝わるのか」を幼い頃から考る癖がついていましたね。それが今の「法則楽RAKUZAN®︎アカデミー」や「ExpIQ®︎」の発想の土台になっているのだと思います。
人生の転換点―数学者・秋山仁先生との出会い
編:周囲との違いに苦悩されながら子供時代を過ごされたのですね。
秋:そうですね、でもそんな中でも「自由な発想が評価されるんだ」と嬉しくなった瞬間がありました。高校3年の夏期講習のことです。当時、数学者の秋山仁先生が予備校で教鞭を振るわれていました。
とある問題の解法で、そのクラスで僕だけが違う回答の「1」を選んでしまったんです。見事に僕一人だけ。あとは全員が正解の「3」を選んでいました。でも、秋山先生はこう言ったんです。「正解は3だ。でも“1の考え方”をしたのは君だけだ。こう言う面白い発想ができるのは、このクラスには一人だけなのか。」衝撃でした。答えが正解したことではなく考え方を評価されたのは初めてでした。それまでは、「正しい答えを早く出す人」が優秀だと思っていました。
でもその時は違って「どう考えたか」が見られる世界があるんだ。と気が付きました。
その一言で、僕の知性は解放されたように感じました。今でも忘れられない出来事です。
高IQがもたらす生きづらさ
編:IQが高いことでこれまでの人生で良かったなというエピソードを教えてください
秋:問題解決のスピードが速いことです。物事の構造を広く捉えられるので、壁にぶつかったときに「じゃあ、こう組み替えれば解決する」というルートが瞬間的に見えるんです。例えばソニー時代の工場実習が象徴的でした。通常は4人で回す生産ラインを任されていたのですが、3回同じ作業を繰り返せば、全体の流れが分かってしまう。そこからはパズルです。「この全工程を1人で回すには?」配置、動線、疲労の蓄積まで計算して、4人分を1人で回せる設計にしてしまったこともあります。その一方で、分かり過ぎてしまうがゆえの「傲慢さ」と言ったらいいでしょうか。今思うと、周りに無言のプレッシャーを与えるような側面もあったのではと反省する部分でもありますね。子どもの頃は特に、周りの人が理解できていない場面で「なんでこんな簡単なことも分からないんだろう」と心の中で思ってしまうことがありました。先生から見れば、きっと扱いづらい生徒だったと思います。
能力を出さない」という選択をし続けた青年時代

編:IQが高いという事実を知らなければ単純に「個性的な人」と思われてしまいそうですね。
秋:今考えてみると、自分でも明確に言語化できないまま、それまでの経験から“能力を他人に見せることは危険”だと思っていたように感じます。僕はもともと、問題が見えると自然に解いてしまうタイプでした。解くことを求められていなくてもです。でも、それを表に出すと、生徒にも先生にも良い顔をされないことが多かった。能力が評価される場面で、「喜ばれていない」空気が生まれると、敏感にそれを感じ取っていたように思います。それは、子どもの僕にとっては無言の圧力だったのでしょうね。そんなこともあって、途中から、こう思うようになりました。「この世界では、能力を出さないほうが安全なんだな。」挑戦するより、周囲と歩調を合わせる。正解を言うより、空気を読む。抜きんでるより、沈めておく。いつの間にか、“能力の抑制”が、無意識の生存戦略になっていました。これは多様なパターンでIQに関わらずほとんどの人が抱える痛みだと思いますが、僕の場合は、想像もしていなかった高IQという見えていない環境の中で無意識に自己防御として働いていました。
「先生にしかなれない人間」教育実習で受けた衝撃
編:数学の教師になる夢があり、国立東京学芸大学へ進まれました。
秋谷氏:はい、教職をとるための教育実習は、当然大学の附属校です。ここの附属校はいわゆる熾烈な中学受験を勝ち抜いた偏差値の高い生徒ばかりがいる学校です。教育実習の授業が終わった後、教室の後ろにいた男子が僕に言いました。「どうせ先生にしかなれねぇくせに」。普通なら失礼なやつだと怒るのかもしれませんが、当時の僕は「彼の言うとおりだな」と素直に思いました。22歳の僕は、確かに生徒たちに語れる人生を送ってきてないじゃないか。社会経験がない僕が、今の段階で教師になるなんてだめだ。「まず社会に出るべきだ」と強く思いました。この瞬間、教師という夢を一旦閉じることにしました。
無意識の叫びに開かれた「未来」の扉
編:やりたい夢を一度あきらめるのもまた、抑制的な行動とも言えますね。
秋:私自身もいつも何かに気を付けて生きることが限界に来ていたのでしょう、大学院から推薦をもらって、いよいよ就職というときに、心の中にあった本音がやっと表現できたんです。私の人生において本当に象徴的な出来事だったのですが、僕はずっと“能力で目立ちすぎたり、波風を立てない選択”をしてきたので、当初の就職先として希望していたのは、安全で居心地が悪くない、自分の能力を出しすぎなくて済む場所。有名な大企業に就職なんてして、仕事が順調にできてしまったりしたら目立つし、喜ばれない状況になるのは嫌だ。そう考えていましたから、第一候補にSONYなんて書くことは考えられませんでした。SONYなんて世界的に有名な企業に就職したら目立ってしまうと。でも、履歴書の志望欄にペンを置いた瞬間、自分の意思とは別に手が動いていました。
「SONY」
頭ではなく、身体が先に決めた感覚でした。書いた瞬間、胸の奥がザワっとして、静かに感覚が反転する感じがありました。「これでいい、いや、これしかない!!」と。後から振り返ると、あれは長い抑圧を破壊した瞬間だったと分かります。「過去に自分を守ってきた小さな自分」が負けて、「本当の自分」が前に出た瞬間です。
僕がIQ185? なるほど!
編:2年前にIQ が185であると知り、どんな感情になりましたか。
秋:実はその前に前兆がありましてね、僕は小学生の時の全国一斉知能テストで1位になったことがあったんです。36歳の時に初めて知ったんですけれど(笑) だから2年前にIQ185であることがわかった時はとにかく驚いたのと同時に、しっくり来すぎて怖かったと言う感覚でしたね。「ああ、だから僕は人生がずっと噛み合わなかったのか」と。安心したというかね。僕は自分の知性を誇ったことは一度もありません。「できる」なんて考えてもいなかったし、逆に“分かりすぎることの苦しみ”を抱えていました。普通の会話や会議で、頭の中ではゴールとその先が見えている。でも、周囲はまだスタート地点の内容を議論している。そこで先回りして答えると傲慢になる。だから沈黙している。能力を隠すことで調和を作る。それが“正しい生き方”だと思っていましたから。むしろ僕はずっと、自分の能力を疑って生きてきました。でもIQ185と知った瞬間、今までの沈黙が間違いだったと分かりました。正しいゴールへ早く到着するように導くべきだったのだと。人がもつ能力は「自分を守るためではなく、誰かのために使うもの。」そう捉え直すことができました。
取材/アレス ライター・撮影/七海マリア 編集/守安
<2日目へ続く>
秋谷 光輝(あきたに・こうき) プロフィール
株式会社バランス&チューニング代表取締役
公式HP:https://www.housokugaku.com/
IQ185 人類の上位0.01%のIQ|JAPAN MENSA会員
元ソニーエンジニア(16年)
ウォークマン/ステレオコンポ/音楽配信システムなど、
音響設計・ソフトウェア領域を担当。
現在は、目に見えない世界を数式・図式で言語化する「法則学RAKUZAN®︎アカデミー」
大人のIQを鍛える「ExpIQ®︎(エクスピーク)」を展開。
2025年4月発売の「今から伸ばす!IQトレーニング」(大創出版)は、4ヶ月で10万部を突破。
12月に「記憶の出し入れがスムーズになる“衰え知らずの脳トレ習慣”」出版(日本実業出版社)脳神経科学・神経内科学カテゴリ第1位獲得、ロジカルシンキングカテゴリ第1位獲得
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