JPC全日本ボディビル選手権大会の女性らしい筋肉美を競う「ミズフィギア」部門で、2007年から2010年まで4連覇をした本日登場のスゴい人!
彼女は初めて出たボディビルディングの大会で2位に入賞したが、優勝できなかったことが悔しくて頭のスイッチが切り替わった。
そこからボディビルディングのチャンピオンになるための体作りを徹底的に追求した。
胸、おなか、足など各部位を徹底的に鍛え抜くトレーニングを行い、試合4ヶ月前からは脂質を抑えるために、鳥のささみなどの低脂質の肉や魚など低脂質高タンパク質の食事に切り替え、夜は炭水化物を摂らないなどの食事制限を行った。
そうして臨んだ翌年の大会で見事優勝を手にした。
彼女がボディビルディングを始めたきっかけとは?
さあ・・・フィットネスフィギア 豊島香奈子様の登場です!
「筋肉への憧れ」
ターミネーター2の映画を見ていて、冒頭シーンでサラ・コナーが牢獄で懸垂しているシーンがあって、背中の筋肉を見て、「あっ!この背中すごくかっこいい!」って思ったんですね。
自分もこんな体になりたいという筋肉への憧れが芽生えました(笑)
あの映画を見ていなかったら、ボディビルディングはしていなかったかもしれませんね。
私が挑戦したのは、ボディビルの試合の中でも“ミズフィギア”という、女性らしい美しさを兼ね備えた筋肉美を競うという競技でした。
だから、単純に筋肉ばかりをつけても試合に勝つことは出来ません。
その競技で優勝経験のある人にコーチになってもらい、本格的に筋トレを始めました。
胸、背中などその日に鍛える部位を決めて、トレーナーにとことん追い込んでもらいながら週3回のトレーニングを続けました。
食事なども、脂質や炭水化物はなるべく摂らず、たんぱく質を中心に摂るように制限しました。
そうしてコーチと2人3脚で初挑戦した試合で2位になることができたのですが、1位になれなかったことが悔しくて悔しくて。
それからスイッチが入って、「来年は絶対に優勝」と決めたのです。
トレーニングを積み重ね、試合の4ヶ月前から食事制限を徹底しました。
お肉は 鶏のささみや胸肉といった低脂肪でタンパク質が多く摂れるものにしたり、納豆や豆腐、卵なども積極的に摂り入れ夜は炭水化物は摂らない。
サラダなどはすべてノンオイルのものに変えます。
本当に“肉体を作るために食事を摂る”という感じですね。
塩分は水を含む性質があって、体内に水をためてしまうと筋肉のいいラインが出なくなってしまうので、試合の直前は塩分も極力摂らないようにします。
味気ない食事ですね。
そうして出場した翌年の大会で優勝することができたのです。
もう、名前を呼ばれた瞬間、今までの苦労が全て吹き飛んで、ものすごい快感に全身が包まれました。
「この快感をまた味わいたい、他の人に渡してなるものか!」
という一心で、連覇を目指しました。
2位から1位を目指したときは、順位が上がるという明確な目標があってモチベーションが上がるのですが、トップを維持するというのはモチベーションの維持が本当に大変でしたが4連覇することができました。
これからは、ボディビルディングを通じて得た体作りの知識を、ボディメイクを通じて多くの人に伝えていきたいと思います。
◆フィギュアチャンピオン 豊島香奈子のブログ
http://ameblo.jp/kanakotoyoshima/