PATEK PHILIPPE
A.LANGE & SOHNE
VACHERON CONSTANTIN
CARTIER
HARRY WINSTON
AUDEMARS PIGUET
など、ハイエンドブランドからラグジュアリーウォッチまで日本ではめったに見ることができない品々を揃えた、国内随一の高級時計ショップ“THE HOUR GLASS JAPAN”
「あんな高級時計が日本で売れるわけが無い」という立ち上げ当初の周囲の予想を裏切り、「超高級時計なら“THE HOUR GLASS JAPAN”」という不動の地位を日本で築き上げた。
その“THE HOUR GLASS JAPAN”を立ち上げたスゴい人!が本日登場する。
さあ・・・ザ アワーグラス ジャパン株式会社 代表取締役社長 桃井敦様の登場です!
「時計一筋30年」
中学生の頃に親が事業で失敗して実家が破産をしました。
学校にお願いしてバイトしていましたね。
でも、小さい頃からそんな環境で暮らしていたんで、自分が大変だとか思ったことは無かったですね。
高校を卒業してから2、3年働いたけど、将来を考えたらそこでは大きく浮かび上がることはできないと思ったので辞めました。
海外に行けば何とかなるんじゃないかと思って、英語も話せない、知り合いもいない、そんな状態で、オーストラリアに行くことにしました。
向こうに行っても、皿洗いや肉体労働の仕事など職を転々としていましたね。
身になることは一つもありませんでした。
そんな時、ふと目に入ったのが、Duty Free Shopの日本語で書かれた求人広告でした。
「働かせてください」とお願いしたら、即採用してくれ、たまたま配属されたのが、時計売り場でした。
時計に特別な興味があったわけでも詳しいわけでもありませんでした。
当時は日本のバブル経済の真っ只中。
オーストラリアには日本から観光客がわんさか来ていて、時計が飛ぶように売れました。
売れるとだんだんと面白くなってきて、時計の勉強もするようになりましたね。
気づけばトップセールスマンになっていました。
THE HOUR GLASSのオーストラリア店ができる時にヘッドハンティングされたんです。
その時、人生で初めて人から評価されたと感じましたね。
嬉しかったです。
早朝から空港の到着ロビーに行って「ROLEX免税」と書いたボードを持って日本からの観光客と大量に名刺交換する。
そうすると、そのお客さんが店にきてくれる。
でも、お客さんがいつ来てくれるかわからないんで、休まず毎日店に立ち続けていましたね。
面白い程時計が売れて、その時は年間20億円くらい売っていましたね。
その後、本社のシンガポールでも働いて、日本に帰国してTHE HOUR GLASS JAPANを作りました。
まず行ったのは、取り扱う時計のハイエンドのモデルまでラインナップを充実させました。
限定品や新作もいち早く入荷し、お客様に実際に手にとって見てもらえる環境を作ったのです。
他のお店には無い時計を置くことで、徐々に口コミで「超高級時計ならHOUR GLASS」というイメージが定着していったのです。
そして、ゆったりとくつろいでいただけるように、バースペースや葉巻なども準備しました。
お客様が何を考えていらっしゃるか、その半歩先を察する。
そういう接客を日々心がけています。
お客様に自宅のようにくつろいでいただける。
そんな店作りをこれからもしていきます。
◆THE HOUR GLASS
http://thehourglass.co.jp/
※一部携帯では見られない可能性があります。