2012年11月2日金曜日、ついに、1人の女性の夢が叶う。ミュージシャンなら誰もが憧れる夢のステージ“武道館”での単独ライブ。なんと、彼女は路上で歌い続け、地道にファンを増やし、夢であった武道館でのライブに漕ぎつけた。
この偉業は、武道館の歴史において初めてのことらしい。
なぜ、彼女は5年もの間路上で歌い続けられたのか?ごく普通の子が夢を叶える瞬間を一緒に見ませんか!
さあ・・・歌手、宮崎奈穂子様の登場です!
「普通の子だって夢は持てるって伝えたい!」
物心ついたときから両親がテレビで音楽番組を見たり母親が洗濯をしながら聞いている音楽を聞くのが好きでした。
将来は歌手になりたい!って思いました。
しかし、中学校に行ったらやりたかったバンド部が無かったので吹奏楽部に入部し、高校でもマンドリン部を選択し、文化祭の時だけしかみんなの前で歌うチャンスがないという環境を受け入れてしまってました。
でも、部活が休みの時はひとりでカラオケに行って練習だけは続けていました。
インターネットを使って歌うことをアルバイトに出来ないかなと
見つけたのが、仮歌というデモテープ作りの仕事でした。
その時のデモテープの1つがたまたまあるオーディションで入選して、インディーズですがCDデビューが決まりました。
しかし、CDショップなどに置いて頂いても、有名アーティストでは無い私のCDをお手に取ってもらえるわけは無いので、自分自身の手で売るしかありませんでした。
自分自身でノルマを決めて、路上に立って売りました。
初日、あまりに恥ずかしくて誰も止まってくれなくて悲しくなりました。
しかし帰ろうとしたとき、30代くらいの男性の口から
「君の歌声、いいね。」このたった一言が、今の私を支えてくれてます。
2012年11月2日、路上ライブを通じてたくさんの方に応援をしてもらい、夢であった武道館でライブをすることが決まりました。
武道館に来て、普通の女の子でも夢を諦めずに信じて続ければ夢は叶うという事を感じてもらいたい。それが、今の私にできることです。