ウェイトトレーニングに生涯を捧げるスゴい人!が本日登場する。
16歳の時にウェイトトレーニングを始め、70歳となった今も現役で毎日トレーニングを続けている。
彼が作り出したジムには、故アンドレ・ザ・ジャイアント、朝青龍、野球選手などのプロアスリートから故三島由紀夫、綾瀬はるか、故緒方拳などの芸能人まで数多くの人が訪れる。
独自に編み出したトレーニング理論で指導を続けている。
ウェイトトレーニングで体を鍛えることは心身の健康増進につながるという。
さあ・・・JAWA日本アームレスリング連盟会長 エンドウジム会長、遠藤光男様の登場です!
「生涯現役」
中学生の時に原因不明の病気で2ヶ月間学校を休みました。高熱にうなされ、布団の上で寝て過ごすだけの日々。
病気が治り布団から立ち上がろうとしましたが、うまく立てませんでした。
寝てばかりいたので、足腰の筋肉が弱っていたのだと思います。筋肉がいかに体にとって重要かということに気づきました。
テレビでプロレスラーの肉体を見て自分もあんな体つきになりたいと憧れを抱くようになりました。
実際にウェイトトレーニングを始めたのは、高校生の時。まだ東京にも2件しかジムがありませんでした。当時はまだウェイトトレーニングが普及しておらず、「筋肉を鍛えすぎると身長が伸びない」といった偏った見方もありました。
私も最初は、両親に内緒でトレーニングをしていたのですが、6ヶ月がたった頃、体つきがみるみるうちに変わってきて、両親がその変化に気づき、トレーニングをしていることを打ち明けました。
高校を卒業する頃には、57キロのひょろひょろとした体が、筋肉を付けて72キロまで体重が増えました。
卒業後、先輩から「ボディビルの全日本大会に出てみないか?」と誘われ出場したらなんと優勝することができました。
それから『自分の体を目いっぱい鍛えたい、ウェイトトレーニングの良さを広く伝えたい』と考えてジムを作りました。スポーツ選手や、格闘家、力士、芸能人から一般の方までさまざまな方のトレーナーを務めさせていただきました。
プロスポーツ選手が足や腰などを怪我した時に、運動を一切辞めてしまうことがありますが、却って回復を遅くしてしまうことがあります。
怪我の箇所に負担をかけないようにトレーニングをすることで、血液の循環を良くし、筋肉が維持できるので復帰を早めることができます。
私も腰の骨を粉砕骨折して、医者から一生運動できないと宣告されたことがありますが、適切なトレーニングをして回復しました。
ウェイトトレーニングはどのように鍛えるかがもっとも重要です。
70歳になった今も毎日トレーニングを続けています。
体を鍛え、最新の理論を自分の体で試し、良いと感じたものを、みなさんに伝えています。
死ぬまで生涯現役。これが私のモットーです。