
子供の時スーパーカーブームだった。素直にフェラーリが欲しかった。そんな夢見る子供が大学受験に失敗し、3年間の空白期間。この失敗がこの男の人生にきっかけを与えた。学生起業、そして勝ち続けた。“ヘリコプターで蕎麦を食べに行く社長”としてメディアはこの男に殺到した。成功するスイッチの入れ方とは?さぁ、夢を叶え続ける社長貞方邦介様の登場です!「すべてを手にして気づいたこと。」子供の頃、両親に連れて行ってもらった旅行で泊まったホテル。ふとんじゃなく、ふかふかのベット。自宅とは全く違う異空間。おそらく、今思えばごく庶民的なホテルだっただろう。でも僕にスイッチが入った!“いつか、これを作りたい!”でも、現実はそう甘くなかった・・希望の大学に落ちた。ショックだった。夢ばかりあるけど、行動に移せないでいた。親の引いたレールの先に大学がある以上、それに従わざるを得ない。大学に入学するまで3年も無駄な時間を過ごしてしまった。気持ちを入れ替え、華の大学生活のためサークルに入ったが、3年も遅れて入ってきた自分には居場所がなかった。居場所が欲しくてサークルを1年生の時立ち上げた。たった数ヶ月で株式会社になった。時はバブル。でも、周りには学生起業ブームで実際に収益を上げているのは自分以外あまりいなかった。大好きだった車も中古のベンツとして手に入れた。“がんばれば、好きなモノが手に入るんだ!”2回目のスイッチが入った。ベントレー、フェラーリ、アストン・マーティン、ロールスロイス、車だけではなくヘリコプター、プライベートジェットも手に入れた。そして念願のホテルも30代で熱海に作った。欲しいモノが手に入る!!しかし・・・海外へ旅行するたびに、目にした光景が日本と違いすぎることでやっと気づいた。“日本人ほど見栄を気にする国はない!”もう、店舗拡大路線は辞めた。それよりも仲間達とお客様の究極の笑顔を見続けたいな。