1000人以上の経営者を取材している経済ジャーナリストのスゴい人!

本日登場するスゴい人は、経済ジャーナリストとして活躍するスゴい人!
これまでに1000人を超える経営者への取材を行い、その数は日本一とも言われている。
講談社『週刊現代』の『社長の風景』、ダイヤモンドオンラインの『ヒット商品開発の舞台裏』等様々な連載を持ち、企業に関する知識を活かし明治学院大学などで非常勤講師を務めている。

さあ…
経済ジャーナリスト
夏目幸明様の登場です!

「頑張るより楽しむこと」

高校3年生の時、就職が決まってアルバイトを始めました。
バイト先に生きるのが苦しそうな年上の女性がいて、この人と結婚したいと思い、格好つけて「東京の大学に行きたい」と言ったら、本当に行きたい気持ちになっていきました。
最終的に振られてしまいましたが、苦手だった勉強も頑張り方が分かり、大学に合格しました。
自分の人生で一番頑張った時期でしたね。
このとき学んだのは、人生「頑張るよりも楽しむことのほうが大切」ということ。
「好きな人に好かれたい!」というポジティブな妄想を広げながら楽しく勉強することができました。

大学卒業後、文章を書く仕事をしたくて、コピーライター試験に通って広告代理店に入社したものの、営業に配属。
営業をやってみましたが、ミリ単位のサイズ違いの広告をきっちり管理するような仕事は、僕の性分に合わなかったんです。
とにかく仕事が大変で、上司から嫌われ、お得意様からも嫌われ、四面楚歌の状態でした。
頑張っても頑張ってもうまくいかず、会社に行くのが嫌になった時期もありました。
3年働いて学んだことは、僕のことを認めない人はどうなっても認めないので、自分が今の自分を肯定し、イキイキ生きるしかないということ。
他の人に比べて自分は何が秀でていて、何が苦手なのかを分析し、きつい時こそ自分を信じて、自分の取り柄は自分で見つけるのです。
苦しんだ営業マン時代から、出版業界で食べられるようになるまでの3年間は人生で一番きつくて、一番糧になった時間でした。

「文字を書くこと、面白い事、人を笑わせること」が好きな僕は出版に興味を持ちました。
会社員時代、仕事はなかなかうまくいきませんでしたが、色々な人と付き合いはあり、「タダでもいいから書かせてくれ」と言っていろいろな編集部にタダ券を配って歩くと、「タダでいいならやってみて」と言われて、最初は本当に安い記事から始まりましたが、それから少しずつ仕事を頂けるようになりました。
どんなことがあっても「アドレナリンが出る」ことであれば、つらいとは感じないのです。

今後は、経営者のための媒体を作りたいと考えています。
読者もインタビュー相手もみんな経営者、といった媒体です。
今は、一人・一社でできることはみんな既にやりつくしていますが、お互いがお互いを知り、協業することで、スゴい何かができる――そういう組み合わせっていくらでもあると思うんです。
経営者同士が知り合い、お互いを知って協力し合うことで新たな解決方法が生まれる。
そういうことをプロデュースできるジャーナリストになりたいと思っています。

◆Amazon(経営、ヒット商品制作に関する著書)
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%8F%E7%9B%AE-%E5%B9%B8%E6%98%8E/e/B004H9Q1YO

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