【伊藤 直樹】国内外の200以上のデザイン賞・広告賞を受賞したスゴい人!

伊藤 直樹

本日登場するスゴい人は、国内外の200以上のデザイン賞・広告賞を受賞したスゴい人!
彼はこれまでにナイキ、グーグル、ソニーなど企業のクリエイティブディレクションを手がけるほか、近年では成田空港第3ターミナルの空間デザインが話題となった。
2011年にテクノロジーとストーリーテリングの融合を追求するクリエイティブラボ「PARTY」を設立し、代表取締役として活躍する傍ら、京都造形芸術大学情報デザイン学科教授として後進の育成にも力を注ぐ。

さあ…
株式会社パーティー
クリエイティブディレクター
Founder、CEO
伊藤直樹様の登場です!

「つくれるって、スゴい!」

小中学生の頃は野球をやっていて、シニアリーグで強いチームに所属して将来はプロ野球選手になりたいと思っていました。
でも、監督の一言で折れて辞めてしまいました。これは挫折でしたね。

幼稚園生の頃からピアノ教室と絵画教室に通っていて、自然とモノ作りが身に付いていました。
中学で写真部に入り、大学時代は社会的な表現を目指して自主映画を作ったりしていましたが、若い頃は「いいものができない」と思って完成させることが無く、作った映画も上映していませんでした。

表現をすることは人前で恥をかく事に近く、それは訓練で克服していくものです。
最初から天才的な作品を作れる人なんていなくて、人前に出して批判やアドバイスに打たれ続けないと良くならないのです。
スポーツは日常的に打席に立ち、大勢の人の前で三振することもありますが、美術などの表現は打席に立つ回数そのものが少ないため、批判にさらされる経験を重ねないと良くなりません。
美大ではその経験を積みますが、一般大学を出た人はその経験が無いのでプライドが邪魔をして、批判に負けて途中で辞めてしまったりします。
私自身も美大の出身ではないので、プチ挫折の繰り返しで慣れて強くなってきたのだと思います。
表現者は打たれ強くなることも必要です。
今は美大で教えていますが、打たれる経験をさせるのと同時に、打たれた時のケアを心がけています。

今、美大に進学するのは小中学生の50人に一人。クラスに一人もいません。
デザイナーと言われる人は、美術大学やデザインの専門学校を出る人がほとんどなので、このままでは日本のアートやデザインの将来が危ういと思っています。
今僕が美大で教えている子たちは必ずしも勉強が得意ではないけれど、絵やモノ作りにかけてはピカイチです。
学校の中で美術のポジションが低いので評価されにくいですが、将来デザインやクリエイティブな事をしてくれる可能性の芽を大切にしたい。
モノを作るのが好きな人は、自分の好きなことを伸ばした方が良いと伝えたいですね。

小中学校で習う美術は個人創作が中心ですが、世の中に出ると集団創作が主であって、1人で完結する作品はほとんどありません。
集団創作の最たるものがハリウッドやディズニーの大作です。
今後はPARTYという社名の通り、集団創作の作り方を極めてより良い集団創作の仕組みを作り、日本のハリウッドやディズニーのような存在にすることが目標です。

◆PARTY
http://prty.jp/

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