【緑川 賢司】日本の町工場を活性化する大人気イベントを立ち上げたスゴい人!

緑川 賢司

日本全国から多数の企業・団体が参加する“全日本製造業コマ大戦”
本日登場するスゴい人は、日本を支える製造業や町工場に活力を与えたいという想いで、2012年にこの大会を初開催した。
4年目の2015年には第1回世界コマ大戦として、世界7か国の予選を勝ち抜いた29チームによる世界大会を開催。
6,000人の観客を動員した。
全国大会や予選の他、高校生大会や、高齢者施設での大会など、様々な大会を実施している。

こうした活動が認められ、2014年には総務大臣賞を受賞。
2015年12月にはNPO法人化し、ますます勢いを増している。

彼がこの大会を通して実現したいこととは?

さあ…
NPO法人全日本製造業コマ大戦協会
理事長
緑川賢司様の登場です!

「ワクワクしなければ続かない」

勤めていた会社でリストラに遭い、2002年に起業しました。
私たち技術者からすれば、「技術がいらない」と宣言されたようなもので、当時はとても落ち込みました。
起業した時に、「情報発信」「BtoC」「連携」という3つのキーワードを決めました。
この3つを守れば、町工場としてやっていけるという想いがありました。

コマ大戦のきっかけは、仲間の町工場がフランスの展示会に出展した時に、言葉で説明する代わりに配布した、自作のコマを見たことでした。
小さいながらもよくできたコマを皆で見ていて、「全国の町工場に作ってもらって大会をやってみたらどうか」という思いが湧き出てきたのです。
目的は、強いコマを作る事ではなく、情報を発信すること。
小さなコマなら端材でも作れるし、どこの工場でも取り組みやすいと思いました。

それをFacebookで発信すると、想像以上の反響があり、第1回大会は21チームが参加して行われました。
最初は「盛り上がるといいな」という気持ちで、まさかこれほど大きくなるとは思いませんでしたが、予想を大きく上回る来場者が訪れ、NHKのニュースにも取り上げられました。
大会が終わると「またやってほしい」「世界大会に行きたい」という声があり、世界大会の開催が次の目標となりました。

2015年の世界大会では、7か国29チームが決勝戦を戦いました。
南米最貧国と言われるボリビアのチャンピオンはお金が無くて日本に来られないため、最初はコマだけを送ると言っていました。
しかし、それを聞いた運営メンバーが「私が資金を集めるから日本に呼ぼう!」と言い、90万円の寄附を集めて、彼らを日本に招くことができました。
彼らはボリビアの大統領の着る衣装をお土産に持ってきてくれて、「僕たちにとってあなたはプレジデント」と、素晴らしい感謝の言葉を頂きました。
私たちは皆イベントのプロではありませんが、判断が必要な時にはできるだけ皆で話し合って、手作りでこのイベントを創り上げてきました。

コマ大戦で優勝して知名度があがったり、対戦した企業同士が一緒に仕事をできたり、その結果、以前は考えられなかった自社商品を持つ事ができるようになったりと、様々なプラスの影響が出ています。
大会を通じてこれまで無かった町工場のネットワークもできました。

次の世界大会は、色々な方の応援を頂きながら参加国を3倍にし、より盛り上がる大会にします。
これからもワクワクする大会を通じて、町工場を活性化し続けます。

◆全日本製造業コマ大戦
http://www.komataisen.com/

◆株式会社ミナロ
http://www.minaro.com/

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