イタリア老舗オートバイメーカー日本法人をV字回復に導くスゴい人!

本日登場するスゴい人は、ドゥカティジャパン初の日本人社長として同社をV字回復に導くスゴい人!

彼は就任以前BMW株式会社に24年間勤め、営業の10年間は常に年間目標を達成。
その後、当初から志望していたマーケティング畑などに14年間根をおろし、現場もわかるマーケッターとして活躍した後に、2輪の世界に飛び込んだ。
そこは、イタリアが誇るオートバイメーカー、ドゥカティ。
速さだけではなく、3年連続でEICMA(ミラノモーターサイクルショー)において「世界で最も美しいバイク」も受賞するイタリアを代表するプレミアムブランド。
4輪の世界から飛び込んだ彼は、従来の発想にとらわれない他業種コラボで業界を盛り上げ続けている。
「日本のバイク文化を、もっともっとファッショナブルに!」と彼は語る。

さあ…
ドゥカティジャパン株式会社
代表取締役社長
加藤稔様の登場です!

「チャレンジング・スピリッツ + パッション」

大学卒業後BMWに入社。
最初の10年は営業、次の12年はマーケティングに携わりました。
その後の2年間は「BMW Premium Selection」という認定中古車の戦略を任されましたが、この任務が終わる頃、チャレンジ精神はあるのにやりたいことが見つからずにいました。
そんな時にドゥカティから「プレミアムブランド戦略がわかり、バイク業界の感覚に凝り固まっていない日本人が欲しい」と言われ、2009年2月、ドゥカティジャパン初の日本人社長になりました。
奇しくも、BMWの教えてくれたチャレンジング・スピリッツが次の転機を後押ししました。

社長1年目の時のことです。
ある料理店でアルバイト店員から「俳優さんですか?」と訊かれました。
BMW時代にはなかった事です。彼曰く、オーラがあったと。
確かにドゥカティの企業風土は、パッションに富んでいて楽しく仕事が出来ていましたから、自然と胸をはっているように見えたのでしょう。
その彼から「起業したい」と数年ぶりに連絡がきた時は、今でも1年目の時と同じようなオーラを出し続けているのか、改めて自問自答する機会を貰いました。

今年は2つの事にそのパッションを傾けます。
まず販売台数の復活。
右肩下がりであった販売台数も、2010年を底にここ5年間は連続で回復中。
今年は、普通二輪免許でも乗れる「スクランブラー Sixty2」とイタリアンデザインに満ちたオトナの為のクルーザー「Xディアベル」を投入。
2003年に記録した最高値3,857台をいよいよ今年は視野に入れ、完全なるV字回復を狙います!

次に他業界の協力を得ながら、日本のバイク文化をもっとファッショナブルに導くようドゥカティが先頭にたって働きかけること。
それは速さだけではなく、世界で最も美しいデザインを持つ、ドゥカティにしかできない使命。
今までも、クラブ、シネマ、ゲーム、そして大手百貨店などとのコラボを手がけてきましたが、今年は本格的にファッション業界とのコラボを展開します。
この2月には、様々なライフスタイルに溶け込むお洒落な街乗りバイク、ドゥカティ・スクランブラーのニューモデル発表を、日本を代表するトップスタイリストとともにファッションメディアに向けて行い、本格的にファッションとの連動を図ります。

常にチャレンジング・スピリッツとパッションを抱く事が次の道に繋がります。
ドイツとイタリアのプレミアムブランドがそれを教えてくれました。
速くて美しいドゥカティが、日本のバイク文化をもっともっと華やかに変えていきます!

◆ドゥカティジャパン
http://www.ducati.co.jp/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう