多数の広告写真・TVCM撮影で活躍するフォトグラファーのスゴい人!

本日登場するスゴい人は、特に広告写真やTVCM撮影を中心に幅広い分野で活躍するスゴい人!
主なクライアントにはソニー、資生堂、三井のリハウス、サントリー、大塚製薬、トヨタ自動車などの著名な企業が名を連ねている。
これまでにACC賞、ADC賞、全国カレンダー協会賞、ニューヨーク クリオ賞、カンヌCMフェスティバルなど多数受賞している。

1979年の独立から36年以上経った現在もなお活躍を続ける傍ら、後進の育成や若手、女性フォトグラファーの活躍の場を作る事にも力を注いでいる。

さあ…
スタジオキャドル株式会社
代表取締役・代表写真家
眞下伸友様の登場です!

「51点で良い」

子どもの頃から写真と絵画に興味があり、高校時代は写真部で部長をしていて写真の世界にのめりこみ、そのまま大学の写真学科に。
学生時代からは映画にも興味を持つようになり、映画撮影監督を目指して映画会社に入社しました。
ところが撮影監督の道は険しく、カメラマンになるにも撮影アシスタントが4人いて、カメラマンになれるころには40歳になってしまうと思い、1年で映画の道から再び写真の道へと戻りました。
当時広告写真のトップであった操上和美さんのアシスタントになり、師匠の下で勉強している間は必死に食らいつき、現場ごとに全力投球して、一番光ったアシスタントになろうと努力しました。

28歳で独立し、36年間やってきましたが、良い事ばかりではありませんでした。
仕事がある時は良いけれど、広告業界では売れると飽きられてしまう傾向があり、仕事が激減した時期もありました。
その時は別のジャンルを探し、雑誌、映画など色々な撮影をしましたね。

36年間で多数の弟子を育て、彼らが仕事を覚えると卒業させてきました。
ところがいつからか業界全体で仕事が減っているために、卒業してもデビューできなくなり、弟子たちが写真で食べられないという状況がありました。
何年も一緒に頑張ってきた人たちが困っていたら助けたいという想いもあり、16年前から「出張カメラマン」のWEBサイトを作り、カメラマンたちが仕事をできる場をつくりました。

私もデビューからずっと突っ走ってきましたが、失敗もたくさんあります。
ただ、どんな時でも出会った、人が大切です。
弟子たちには常に誰とでも最低でも「51点で付き合いなさい」と教えています。
現場やパーティー会場などの出会いの場所に行った時、与える印象が90点の時と20点の時があると、どうしても人は20点の時を見てしまうものです。
若い時はとかく力が入りがちですが、120点を出そうとして無理をすると、数回のやり取りの中で20点の瞬間が出てしまう事があります。
それよりも、誰と会っても最低でも、51点の印象でいることが大切だと、いつも教えています。

「自分はどう生きるべきか」苦しい時も良い時も、自分の事をよく考えることが大切です。
お金やチャンスが無い時、自分はどうすればいいのかと考えてきました。
長く同じことをする時には、ずっと思い続ける事が大切なのです。

◆スタジオキャドル株式会社
http://www.studio-cadre.co.jp/

◆眞下伸友 公式HP
http://mashimophoto.jp

◆眞下伸友写真塾 公式HP
http://mashimonobutomo-photo-school.jp

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