【吉本 桂子】APEC横浜首脳会議で振る舞われた高級茶を作ったスゴい人!

吉本 桂子

超高級緑茶を世界限定15本、1本30万円で販売している会社をあなたはご存じだろうか?

農林水産大臣賞を受賞した手摘み茶葉を使用し、もちろん添加物は一切使用せず、手摘み茶葉を水だけで3日間じっくり時間をかけて抽出した。

徹底的な品質管理に拘り、高級な茶葉を最高な状態でお客様にお届けしている。
日本政策投資銀行の第2回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションでも大賞を受賞した彼女は、女性が社会進出する上で何より大切なのは、身体のメンテナンスでもあると言う。
徹底的に商品に拘り、自分の人生も拘り続けている彼女は、如何にしてこのようなビジネスを思いついたのだろうか?

そして背景にはどんなドラマがあったのだろうか?

さあ…
ロイヤルブルーティージャパン株式会社
代表取締役社長
吉本桂子様の登場です!

「こだわりを貫く」

以前の私は、起業をすることなど全く考えていませんでした。

高級な中国茶葉と出会い、素晴らしさを伝えたくて、教室を手伝いはじめました。
教室を通じて、1年間で1万人のお客様にお茶の素晴らしさを伝えました。
ランチの仕組みが面白くて、ご飯は無料。ただし、お茶を1000円、1500円、2000円で提供し、料理が出来上がるまでの間、お茶の煎れ方を指導するのです。
すると、食事が終わってから茶葉や茶器を買って帰られるので、客単価が5000円に上るビジネスへと発展しました。

こうした実績から、国土交通省と藤沢市のある社会実験に参画しました。
行政側から「“高級茶葉”と“丁寧な煎れ方”は世界のマーケットに向けてチャレンジするべきだ」と事業化を勧められ、起業を決意。
10年間は仕事に力を注ごうと決め、同時に身体のメンテナンスにも気を配り、専門医をつけました。

教室で出会った1万人のお客様を通じて高級ソフトドリンクのニーズがあると確信していたので、「デザインの力で更にマーケット作りが出来るのでは!」と考えましたが、高級茶ビジネスは成功するまで10年かかると言われました。
それは、自然を相手にした農業がベースだから。
自然を相手にすることは、私たちの思惑通りにはなかなか進まないものです。
実際、最初は5年間も赤字が続き、そこに東日本大震災までも重なりました。
倒産寸前でしたが、農家の方に「いつもと変わらない事を続けましょう」と言われ、信念を貫き、安全な茶葉を使用して、値段を下げずに挑み続けているとお客様が感動して下さり、さらにファンになってくれたのです。
半年後、提供先の和食店がミシュラン3つ星を取り、私共のお茶のお陰だとテレビ番組で言ってくださったことで、更に多くの人に商品を伝えられることにつながりました。

商品をワインボトルに入れているのは、冷蔵保存などを考慮するとやはりワインボトルが保存に最適であり、世界的に馴染みがあるからです。
これは付加価値ではなく、高級茶葉を最高品質で提供しているだけ。
単純に、今まで存在していなかった高級ソフトドリンクマーケットを開拓しているのです。

今の時代は、ビジネスもチーム制となっています。
農家さん、社員、お客様。
その中に私がいるだけなので、経営者の私が全面に出るのではなく、商品が勝手にひとり歩きする仕掛けをこれからも作り続けます。

◆ロイヤルブルーティージャパン
http://www.royalbluetea.com/

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