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【小林 健治】ゴルフクラブ作りの真髄を極めたスゴい人!

小林 健治

1964年、遠藤製作所に入社して以来、こつこつと“金属”と親しみ続け、1976年、29歳の若さで新設されたゴルフクラブ部門の製造責任者となり、以来2011年に遠藤製作所の社長を退任するまでの47年の間に“国内外各社の主力鍛造モデルの大半は遠藤製”との評を不動にするまで盛り立てた。
1993年、エスヤードのデビュー作にしてビッグヒットを飛ばした「T.301」の陰の仕掛人であり、2012年、エスヤード社長に就任。
世界の名プレーヤーたちからも信頼の厚い伝説の人物“ミスター鍛造”こと“ケン・コバヤシ”の新たな挑戦が始まった。
さあ・・・エスヤード株式会社 代表取締役 小林健治様の登場です!

「クラブ作りにかけた人生」

鍋やフライパンなどのキッチン用品を作っている金型の会社に就職をしました。
その会社で新規事業として、ゴルフのアイアンのヘッドを作ることになったのです。
私は29歳でゴルフ事業部の責任者に選ばれて、その仕事に取り組むことになりました。
当時は取引先にも酷いところがたくさんあって、クラブを作って販売してもお金を支払ってくれなかったり、返品されてきたクラブがぐちゃぐちゃの状態で送られてきたりしましたね。
でも、ふと思ったんですよ。
「我々の商品が使い物にならないから、まともなところと付き合えないんだ」とね。
そんな時、国内有名メーカーから鍛造アイアンの製作の相談があったのです。
私はその担当者との打ち合わせの中で、
「設計図はどうなっていますか?」
「プラスマイナスの誤差はどれだけ許容されますか?」
ということを聞いていったのです。
そうしたら、「やっとまともな人に出会えた」って言うんですよ。
他の製造業者では、その辺を曖昧にして引き受けて、出来上がった製品は結局使い物にならなかったそうなんです。
当時、その会社と契約をしていたプロゴルファーの方とも相談をしながら、開発を進めました。
「このクラブの顔ではテイクバックできない。」
と言うのですが、何のことかわからない。
でも、何度も何度も話し合い、試行錯誤を繰り返すうちに、ようやく掴めてきたのです。
こうしてできたアイアンは瞬く間に広がって、本当によく売れましたね。
それから、色々なメーカーのクラブを作ってきました。
一人、一人の人間の顔が違うように、クラブの顔にも個性があって違います。
でも、それぞれのクラブの顔の違いはほんのわずかです。
構えた時に違和感があったら、上手く打つことができなくなってしまいます。
ゴルフは脳で行っているスポーツなのです。
そのため、クラブを作る上では技術の進化ももちろん大事なのですが、人間について深く知る必要があるんですね。
だから、終わりが無いし難しい。
それだけ、やりがいがありますね。
作り手である私自身が、作っていて楽しい、早く自分が使いたい、心からワクワクする、そんなクラブを、これからも作っていきたいです。
すでに、「美しさこそが、最も重要な機能」をテーマに掲げたエスヤードのT.388、XVシリーズ、ボールドウェッジ、スタークドライバーを製作し、発売を開始しております。
是非、一度手に取ってみて下さい。

◆S-YARDホームページ
http://s-yard.info/
※一部携帯では見られない可能性があります。

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