【北中 彰】リサイクルトナーとリサイクルインクを世に広めたスゴい人!

北中 彰

“リサイクルトナー”“リサイクルインク”
使用済みトナーカートリッジやインクカートリッジを、リユース(再使用)製品として再生した、環境にやさしい製品のこと。
およそ20年前に30歳という若さで独立し、誰もやっていなかった“リサイクルトナー”、“リサイクルインク”の事業を軌道に乗せた。
プリンターメーカーからの逆風にも耐え、現在に至るまでリサイクルしてきたインクカートリッジは何と1億個!
そして今、売上げ1兆円を目指しているという。
近年でこそ当たり前のようになっている環境にやさしい“エコ”への注目度。
しかし、それを20年前に始めたというのだからその先見の明は確かにスゴい!
どういった思いで、未知なるマーケットを開拓していったのか?
さあ・・・株式会社スリーイーコーポレーション 代表取締役・株式会社サップ 代表取締役 北中彰様の登場です!

「夢を叶えるためには、誰にも負けない努力をすること」

俗にいう“貧乏”な家庭で育ちました。
そのため、幼くして自立心・独立心が人一倍強かったと思います。
大学卒業後は、当時まだまだ普及していなかったコンピューター関連の会社に就職しました。
営業で企業を周る中で、プリンター業界の現状を知りました。
それは、純正品のインクリボンが市場を独占し、単価も高く使い捨てだということ。
その後普及したトナーカートリッジにおいては、使い終わったカートリッジを各自が処分しなければいけないという最悪な状況だったのです。
「消耗品の選択肢は自由であるべき!」と思い、30歳で独立し、トナーカートリッジのリサイクルを始めました。
10年後、パソコンやプリンターが個人にまで普及してきた頃、今まで誰もやろうとしなかった、インクカートリッジをリサイクルする会社を立ち上げました。
誰もやろうとしなかった要因は大きく分けて2つ。
1つ目はプリンターメーカーが市場を支配していたからです。
プリンターを安く売って、その後インクカートリッジで儲ける。
これが、プリンターメーカーのビジネスモデルでした。
しかし、求めている人たちがいることをこれまでの経験から知っていたため、使命感を感じ、「俺たちが世界を変えよう」と挑戦を決意しました。
2つ目は、単価の安さ。
インクの単価はおよそ1000円程度であるため、割に合わないからです。
まず考えたことは、コストをかけずにいかに回収するかということ。
その結果、お店に「回収ボックス」を置き、お客さんに持って来てもらえば、コストダウンが出来るのではないかと思ったのです。
お客さんのニーズに合致し、尚且つ環境にもやさしいということもあり、「リサイクルインク」は瞬く間に売れました。
しかし事業を始めて一年後、大手プリンターメーカーから訴えられたのです。
「ここで諦めたらリサイクルをやってはいけないことになる。そんな事は絶対におかしい」
訴訟は3年間続き、苦しい日々が続きました。
その姿を見ていた同業他社は次々と撤退していき、最高裁で勝訴が確定した後は、なんとリサイクルインクで90%のシェアを手に入れることが出来たのです。
貧乏で苦労したから、値段が高いものしか選択肢が無いことが許せなかった。
これからももっと多く、人の役に立つことをやっていきたいと思っています。
大事なことは、物事を前向きに捉えること。
夢を持ち、高い志を持つこと。
そして「誰にも負けない努力をすること」だと思います。

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